鹿猿狐ビルヂング
「中川政七商店」の創業地に誕生した、ならまちの新スポット
歴史に触れ学び、味わう新たな施設が誕生
近鉄奈良駅から徒歩7分、JR奈良駅から徒歩15分に位置する奈良・元林院町に、2021年(令和3)4月、ならまちの新名所「鹿猿狐ビルヂング」がオープンした。1716年(享保元)に、麻織物「奈良晒(ならさらし)」の問屋としてこの地に創業した、「中川政七商店」初の複合商業施設だ。開放的なガラス窓と周囲の街並みを生かした瓦屋根が特徴の建物は、日本を代表する建築家のひとり、内藤廣氏が手がけた。1、2階には鹿がシンボルマークの「中川政七商店 奈良本店」があり、1階には奈良初出店となるスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」と、1つ星レストラン「sio」によるすき焼きレストラン「きつね」がある。ちょっとユニークな施設名は、展開する3テナントから名づけられた。
暮らしを豊かにするアイテムに出合える
創業の地に満を持して誕生した旗艦店「中川政七商店 奈良本店」には、奈良の工芸「かや織」を使った代表商品「花ふきん」をはじめ、日本の工芸をベースにした生活雑貨約3000点を展開。食卓を彩る器や台所の道具などがずらりと並ぶほか、奈良の伝統工芸品や作家の作品も展示販売する。また、2階の窓辺にはゆったりと過ごせるライブラリーコーナーも。BACH(バッハ)のブックディレクター・幅允孝(はばよしたか)氏が「中川政七商店の100」と題して選書した、100冊が並ぶ。そして3階には、コワーキングスペース「JIRIN(ジリン)」があり、興福寺の五重塔を望む心地良い空間が広がっている。このスペースは有料ではあるが、ワーキングスペースとして誰でも自由に利用することが可能だ。
モノづくりの歴史に触れ体験できる施設も
「鹿猿狐ビルヂング」から中庭を通じて築130年の町家へ抜けると、「中川政七商店」の歴史に触れ、学べる空間へとつながっていく。この建物はかつて居住兼商いの場で、当時の面影を今も随所に見ることができる。ここには「中川政七商店 奈良本店(旧 遊中川 本店)」、茶道文化を気軽に味わえる「茶論(さろん) 奈良町店」に加え、中庭側にはかつての蔵を改装した「時蔵(ときぐら)」・「布蔵(ぬのぐら)」と名付けられたスポットも。同店の歴史を見学したり、手績(う)み手織り麻のモノづくりを体験したりできる(体験は要予約)。
スポット詳細
- 住所
-
奈良県奈良市元林院町22
地図
- エリア
- ならまち・高畑エリア
- 休業日
- 無休
- 駐車場
- なし(近隣に有料コインパーキングあり)
情報提供: ナビタイムジャパン
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