南御堂(真宗大谷派難波別院)
都会の真ん中にたたずむ荘厳な寺院でひとときの休息を
アクセスしやすい好立地
Osaka Metro梅田駅から5分ほど電車に揺られた中央線本町駅から徒歩3分、御堂筋線本町駅から徒歩8分という好立地にあることから、昼間でも参拝客が絶えない人気スポット「南御堂」。旅行客はもちろん、近隣のオフィスに従事する人なども気軽に足を延ばせる位置にあり、境内には参詣者の駐車スペースも確保されていることから、交通手段を選ばずフラリと立ち寄ることができる。また、2019年(令和元)11月に御堂筋に面した場所に、ホテル一体型山門(積水ハウス不動産関西南御堂ビルディング)がオープン。ビル内にはホテルやコーヒーショップも併設されており、ゆったりと過ごすことができる。
金色に彩られた荘厳な空間
大きな本堂の中に1歩足を踏み入れれば、そこは別世界。匠の技が光る細やかで緻密な装飾が施された内陣をはじめとする壁や柱は金色に彩られ、つややかな漆とのコントラストがその荘厳さを際立たせる。また都会の真ん中にあるため、オフィスワークの人のお昼休みに合わせて正午12時から40分間はBGMとしてクラシックCDの音楽が流されている。入館や参拝に料金がかからないことから、誰でも気軽に設置された多くの椅子に腰かけて癒やしのひとときを過ごすことができる。
芭蕉終焉の地に思いを馳せる
江戸時代に活躍した俳諧師、松尾芭蕉終焉の地が、南御堂から御堂筋に出た辺りとされている。その縁もあり、辞世の句となった「旅に病でゆめは枯野をかけまはる ばせを」が刻まれた句碑が南御堂の境内に置かれており、史跡となっている。毎年俳句同好会が集い、盛大に句会が催されるなど、数100年経った今なお、松尾芭蕉を慕う者があとを絶たない。芭蕉の句碑の周辺には、山口誓子や阿波野青畝といった有名な俳人の句碑も置かれているので、ぜひすみずみまで見ておきたい。
東本願寺建立前の遺跡
京都にある東本願寺が建立される前、この南御堂は「大谷本願寺」として存在しており、真宗大谷派発祥の地といわれている。その後、本願寺が東と西に分かれて東本願寺が創建されたため、難波御堂(難波別院)という名称となった。境内には、「大谷本願寺」の銘をもち、「文禄5年」の文字が刻まれている梵鐘が遺されており、その歴史を今に伝える貴重な遺跡となっている。梵鐘が置かれている台には、そうした歴史が記されたプレートも設定されているので合わせてチェックしておきたい。
スポット詳細
- 住所
- 大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-11 地図
- エリア
- 淀屋橋・北浜・本町エリア
- 電話番号
- 0662515820
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 静かな南御堂に夜と昼に参詣
- 「大阪エクセルホテル東急」に泊まったので、静まり返った夜の境内を訪れることが出来ました。大阪の目抜き通り「御堂筋」に面しているとは思えないほど静謐でした。
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- 創建当時の梵鐘
- 本町駅前、オフィス街に建つ、真言宗大谷派の寺院。通称は、南御堂。安土桃山時代の末、本願寺第12代教如上人が、大坂渡辺に大谷本願寺を建立したのが始まり。現在の本堂は、シュッとスタイリッシュだが、400年以上の歴史をもつ寺院だ。今も境内に残されている、創建当時に鋳造された梵鐘。大谷本願寺の銘が刻まれた梵鐘は、大阪市の有形文化財にも、指定されている。
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- 南御堂と呼ばれています。
- 真宗大谷派の寺院で、南御堂と呼ばれています。境内の参詣は自由にできます。俳聖芭蕉の句碑も境内にはあります。
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