あいち航空ミュージアム

体験館/宿泊体験(研修)施設

航空機産業の製造拠点で伝える、次世代の育成と空への憧れ

航空機産業の情報発信、次代の航空機産業を担う人材育成などを目的に2017年(平成29)に開館したあいち航空ミュージアム。入館料のみでフライトシミュレーターや工作教室など、多彩なプログラムに参加できるこの施設でより楽しめるポイントを解説していこう。

1階の実機展示ゾーン。名古屋空港で初飛行した国産旅客機「YS-11」を展示} 1階の実機展示ゾーン。名古屋空港で初飛行した国産旅客機「YS-11」を展示

飛行機カード全100種類を上手に集める秘訣

あいち航空ミュージアムはおもに1階が実機展示ゾーン、2階がミュージアム受付やサイエンスラボ、カフェなどで構成される。隣接する大型商業施設「エアポートウォーク名古屋」からもアクセスでき、受付で入館料を支払って入館することになる。入館の際、特典としてもらえるのが全部で100種類ある「飛行機カード」。日本の航空史を彩った名機が写真付きで解説されており、来館ごとに1枚もらえる。カードはランダムでもらえるため100種類をコンプリートするのは至難の業。裏技は「年間パスポート」を申し込み、継続更新するともらえるノベルティグッズ「飛行機カード(5枚)引換券)」を活用すること。希望する5枚の番号を書き込めば、欲しい5枚を必ずもらえる。なお、5枚引換券は年間パスポートの申し込み時ではなく、継続更新時にもらえるので気を付けよう。

計100枚ある飛行機カード。裏技を使って、欲しいカードをゲットしよう} 計100枚ある飛行機カード。裏技を使って、欲しいカードをゲットしよう

飛行機の搭乗ゲートを模した入り口。入館券をかざして進もう} 飛行機の搭乗ゲートを模した入り口。入館券をかざして進もう

搭乗ゲートを抜けて、いざ空の旅へ!

入館時にチケットをかざすのが、2階入り口にある飛行機の搭乗ゲート。通過して最初に目に入るのが2階にある常設展示の「名機百選」だ。ここでは日本の航空史に欠かせない100機が時代ごとに並んでいる。時代の移り変わりとともに登場する大型旅客機など、懐かしい飛行機がずらり。さらにうれしいのはすべてが1/25スケールの精密模型で統一されているので、ひと目で機体ごとの大きさがわかること。県営名古屋空港とゆかりの深い「YS-11」は1階で実機展示もしているので、名機百選の1/25スケール模型と交互に見比べることができる配置になっている。名機百選を楽しんだら大画面の3Ⅾシアターや飛ぶしくみを実験や工作で楽しく学べるサイエンスラボを経て、階段を降りて1階へ。実物大模型の零戦、超巨大サイズのPW4000エンジンなど、わくわくしながら1階を探索してみよう。2022年11月から新たにT-4ブルーインパルスの実機が展示に加わった。
なお、施設内のおもしろい試みとして男性用女性用ともに2つずつ、トイレ内の個室をカッティングシートでコックピット仕様にした特別トイレがある。この個室トイレの場所は、案内板に書いていないので個室に入ってみてのお楽しみ。

名機100選はすべての精密模型を1/25スケールで展示している} 名機100選はすべての精密模型を1/25スケールで展示している

現行のブルーインパルスの機体が自衛隊の施設以外で一般公開されるのは初めて} 現行のブルーインパルスの機体が自衛隊の施設以外で一般公開されるのは初めて

展示だけではなく、細かな部分からも大空の楽しさを伝える「コックピット仕様の個室トイレ」} 展示だけではなく、細かな部分からも大空の楽しさを伝える「コックピット仕様の個室トイレ」

航空業界のOB・OGがボランティアガイドに

1階にある実機の一部は機内見学が可能な点も見逃せない。なかでも「YS-11」は航空自衛隊でVIP輸送や人員輸送で活躍した機体だけあって、その機内はVIP仕様の特別な空間になっているので必見だ。ほかに1階では職業体験(パイロットシュミレーター・整備士)、 ''飛行''の教室、''飛行''の解剖図鑑と学びがいっぱい。展示物だけでなく、より航空ファンを満足させるのが、ボランティアガイドのスキルの高さだ。現在約40名のボランティアスタッフが登録していて、元パイロットや元整備士、元キャビンアテンダント、航空機産業に携わった経験がある人など、経歴はさまざま。こちらからの質問に対し、熱い解説をしてくれる人も。全員が「飛行機が好き」だからこそできることだ。平日、週末問わず勤務時間、人数はさまざまだが、制服となる青い服を着たボランティアガイドを見つけたらどんどん質問をしてみよう。資料には載っていないような裏話を披露してくれるかもしれない。

航空業界のOB・OGによるていねいな解説は必聴だ} 航空業界のOB・OGによるていねいな解説は必聴だ

展望デッキを楽しむなら館内の時刻表を活用しよう

あいち航空ミュージアムが、航空ファンから支持される理由のひとつが県営名古屋空港の敷地内にあること。同館は航空自衛隊小牧基地と滑走路を挟んだ位置にあるため、屋上の展望デッキへ上ると航空自衛隊小牧基地の様子、さらには飛行機やヘリコプターの駐機光景が見られる。そしてFDA(フジドリームエアラインズ)が離着陸に使用しており、特に午前中と夕方は多くの飛行機が行き交うベストな時間帯。2階のカフェ横をはじめ、館内のあちらこちらに時刻表が貼りだされているので、離着陸の時間を把握して展望デッキへ上るのがベスト。なお、当日の風向きにより空港から飛び立つ飛行機は北、南と方角を変える。北へ飛び立つ日は、ミュージアムの前を機体がゆっくり通過するので、コックピットに手を振ると副操縦士が手を振って返してくれることも。ボランティアガイドをはじめとした携わる人々が、航空業界の魅力を伝えるべく働いている点が人気の秘密だ。

展望デッキからは離着陸するFDAの機体が見られる} 展望デッキからは離着陸するFDAの機体が見られる

スポット詳細

更新日:2024.04.18

住所
愛知県西春日井郡豊山町大字豊場(県営名古屋空港内) map map 地図
電話番号
0568390283
時間
9:30-17:00(最終入館16:30)
休業日
料金
[入場料]一般1,000円、高校・大学生800円、小・中学生500円、未就学児無料
駐車場
あり(1,350台)
※県営名古屋空港駐車場を利用
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、au WALLET、Google Pay、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり(フロアガイド(リーフレット))
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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