小布施町の街並み

伝統的町並み/家並み

歴史文化とおもてなしの心が今も息づく美しい景観

長野県の北東に位置する小布施町は長野県を代表する観光スポット。江戸時代には、交通と経済の要所として栄えた歴史があり、葛飾北斎や小林一茶など、さまざまな文人墨客が訪れた地としても知られる。

栗の木レンガが敷き詰められている「栗の小径」} 栗の木レンガが敷き詰められている「栗の小径」

風情がある栗の町を歩こう

長野駅から長野電鉄で約35分。北信濃の経済・文化の中心として繁栄した小布施町は、豪農商・高井鴻山が築いた芸術文化の風土が今も息づき、情緒あふれる美しい町並みを形成している。まずは、小布施駅にある観光案内所でマップを手に入れてから散策を始めよう。小布施駅から徒歩約5分ほどで、観光の中心地へ。コンパクトで回遊性のある中心地には、見どころがたくさん。小布施ゆかりの美術館やギャラリーが点在するほか、老舗栗菓子店も立ち並び、名物の栗を使ったおこわやスイーツも楽しめる。町をつなぐように整備された散策路「栗の小径」や「中町小径」を通って、土蔵や土壁の民家など、生活感がありながら昔の風情も残る小布施ならではの町並みを楽しもう。

中心地の通り沿いには、小布施堂や竹風堂など老舗栗菓子店も並ぶ} 中心地の通り沿いには、小布施堂や竹風堂など老舗栗菓子店も並ぶ

酒造を通り抜けできる石畳の「中町小径」には、北斎が描いた波をモチーフにしたマンホールも} 酒造を通り抜けできる石畳の「中町小径」には、北斎が描いた波をモチーフにしたマンホールも

おもてなしの心を表すオープンガーデン

中心地を散策していると、いたるところで見かける「Welcome to My Garden」の看板。これは「内は自分たちのもの、外はみんなのもの」をコンセプトに、個人や店の庭園を一般公開し、来訪者との交流を楽しむ「オープンガーデン」という取り組み。これらの庭は専門家が手がけたのではなく、住人たちが来訪者への歓迎の気持ちを表したもの。和風、洋風、和洋折衷のさまざまな庭があり、現在町全体で130軒もの登録がある。かわいらしい花のキャラクターが描かれた看板を見つけたらぜひお邪魔してみよう。中心地には通り抜けられる庭もあるので、新しい発見があるかも。

「どうぞお入りください」の看板を目印に庭巡りもおすすめ} 「どうぞお入りください」の看板を目印に庭巡りもおすすめ

食事処「泉石亭」の日本庭園もオープンガーデンのひとつ。誰でも自由に散策できる} 食事処「泉石亭」の日本庭園もオープンガーデンのひとつ。誰でも自由に散策できる

紙芝居風ボックスで地域の物語に触れる

散策時には、道端に立つ「物語ボックス」にもぜひ注目を。昔ながらの言葉づかいで綴られた文章と趣のあるイラストが描かれた5枚綴りのパネルからなるこの物語は、すべて小布施にまつわる民話や伝説。小布施が栗の名所となったきっかけといわれるお話「まんない姫と小布施栗」や、雁田山のふもとに住む染色上手な娘の人生を描いた「おまんの布池」など、どれも紙芝居風に仕立てられ、襖を開けるように次の場面へと読み進めていくユニークな仕掛けだ。町内に全10か所、中心地のほか岩松院、おぶせミュージアム・中島千波館前に設置されている。街歩きをしながら、紙芝居を楽しむように地域の伝承に触れてみては。

商工会館前の「栗と神さま」。小布施の押羽地区に栗の木が1本も生えていないその理由とは?} 商工会館前の「栗と神さま」。小布施の押羽地区に栗の木が1本も生えていないその理由とは?

スポット詳細

住所
長野県上高井郡小布施町小布施 map map 地図
電話番号
0262146300

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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