金屋町(千本格子の家並み)

伝統的町並み/家並み

高岡の歴史を見てきた、高岡鋳物が生まれた場所

金屋町は、高岡市のなかでも古い街並みだ。高岡鋳物発祥の地として知られ、2012年(平成24)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。今も格子造りの家々が軒を連ね、ノスタルジックな気持ちにさせてくれる。

かつては鋳物を製造する工場がたくさんあった かつては鋳物を製造する工場がたくさんあった

高岡銅器の基礎がつくられた町

加賀前田家2代当主前田利長が高岡の町を開いて間もなく、城下町の産業発展を図るため、砺波郡西部から鋳物師(いもじ)7人を招き、鋳物づくりを行わせたという。以後、金屋町は繫栄し、18世紀後半には銅鋳物の生産を始めるなど、高岡銅器の基礎を築いた。通りには江戸時代から昭和初期に建てられた町家が並んでおり、約500mにわたって千本格子(さまのこ)の家並みが続き、銅片を埋め込んだ石畳の通りが美しいたたずまいを見せている。この地にあった高岡銅器の工場の多くは郊外へと移転したが、通りに立つ少女や少年などの銅像が、その面影を残している。

店先に飾られた銅像が町並みにアクセントを与えている 店先に飾られた銅像が町並みにアクセントを与えている

錫アクセサリーづくりが楽しい

金屋町はものづくりの町だっただけに、鋳物の製作体験をできる工房などがある。なかでも、大寺幸八郎商店では、錫アクセサリーづくり(30分、2000円~)に挑戦できる。ピアスやネックレス、イヤリングなど、自分の好きなアクセサリーを選んで、思いおもいの形にしたり、刻印を打ったりすることができる。予約なしでも体験可。高岡の伝統工芸を肌で感じることができ、旅の思い出に自分だけの作品を作ってみてはいかが。店内には銅や錫の商品が並んでおり、眺めているとついつい欲しくなってしまう。

やわらかい錫は、加工するのが簡単。折り曲げるのを繰り返すと折れてしまうので注意 やわらかい錫は、加工するのが簡単。折り曲げるのを繰り返すと折れてしまうので注意

鋳物についての歴史に触れる

通りのなかほどには、400年にわたる鋳物産業の歴史を紹介する高岡市鋳物資料館がある。金屋町通り側にある第2展示室では、砂鉄を木炭で還元して鉄、または鋼を作る日本古来の製鉄法「たたら製鉄」に使う大型のたたらが目にとまる。たたらは溶解炉に風を送る大型のふいごのことで、板の両端を交互に足で踏みおろして風を送る。たたら場では8人の職人が両方に分かれて、天井から下げられた縄につながり、交互に板を踏んだという。このほか、由緒ある古文書や初期の鋳造技術を知ることのできる鋳物製品、多種多様な造型・鋳造道具など、数多くの資料を常設展示しており、収蔵物1561点は国指定登録有形民俗文化財に指定されている。また、高岡鋳物をテーマに企画展を随時開催している。

高岡市鋳物資料館では鋳物の製造工程などを学べる 高岡市鋳物資料館では鋳物の製造工程などを学べる

千本格子が時代を感じさせる 千本格子が時代を感じさせる

スポット詳細

住所
富山県高岡市金屋町
エリア
高岡エリア

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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