仏崎展望台
美しい日本海と岩礁、山の緑も一望できる絶景スポット
粟島の西海岸に北寄りに位置する仏崎展望台。日本海の荒波がつくり出した奇石や岩礁を一望でき、その眺めは「新潟百景」にも選出されている。広がる空に水平線、海水浴場や漁場が近くになく、自然のままの美しさを保った海と荒々しい岩、豊かな山の緑を見渡せる展望台からの景色はまさに絶景だ。「仏崎」という地名は、観音像が見つかったことに由来する。平安時代後期、漁師が海底に光るものが沈んでいるのを見つけ、ヤスで突いたところ、観音像が引き上げられたという。この観音像を「ヤス突観音」と呼び、岬はこの逸話から仏崎と呼ばれるようになった。観音像は現在、島の東側にある内浦集落の観音寺に祀られている。また、仏崎は粟島随一の夕日スポットとしても知られている。島の東側では、空が夕焼けに染まる様子は見えるものの、島中央部に山があるため、日没の様子は見られない。島の西側の岬にある仏崎展望台からは、水平線に沈む夕日をさえぎるものなく堪能できる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン