横浜・伊勢佐木町商店街(イセザキ・モール)
横浜の歴史が生んだディープな魅力満載の街
老舗店からチェーン店まで新旧さまざまな店が並ぶ
伊勢佐木町は、JR根岸線の関内駅を降りてすぐ、横浜スタジアムと反対側の場所にある。街歩きの中心となる商店街は全長1.4km。1-7丁目にまたがっており、1-2丁目が「イセザキモール1.2st」、3-7丁目が「伊勢佐木町商店街」と呼ばれている。明治や大正以来の老舗店や若者が営むおしゃれな店、チェーン店など、新旧さまざまな店舗が混在している。ジャンルも多彩で、ファッションや各種雑貨からバラエティに富んだ飲食店、カラオケやゲームセンターといった娯楽施設まで、生活に必要なものはひととおりそろう。観光で訪れるなら、地元で愛される老舗店や地元の人たちが集うローカル居酒屋を訪れると、このエリアならではの空気をキャッチできるはずだ。
横浜の歴史を見守り続ける
伊勢佐木町周辺は、かつて「吉田新田」と呼ばれていた場所。これは、江戸時代初期に材木商だった吉田勘兵衛が埋立・開拓したことにちなんでいる。横浜開港にともない吉田新田に橋が架けられ、外国人居留地となったエリアに日本人が立ち入らないよう関所が設けられた。これが「吉田橋」の始まりで、この橋は現在も伊勢佐木町の入り口にたたずみ、商店街を見守り続けている。当時は、ここから海側、馬車道方面を「関内」、伊勢佐木町が位置する内陸側を「関外」と呼んだそう。伊勢佐木町は明治維新以降の区画整理により、1874年(明治7)成立。この際、多額の道路改修費用を寄付するなど大きく貢献をしたのが、伊勢屋中村次郎衛と、佐川儀右衛門、佐々木新五郎の3人だった。彼らの名前の屋号や苗字の一部をとって組み合わせたのが、伊勢佐木町の名前の由来だ。
歴史や文化を知ると散策がより有意義に
このように、伊勢佐木町には興味深い歴史や逸話がたくさん。昭和や平成の話題となると、歌手、青江三奈のヒット曲『伊勢佐木町ブルース』の舞台となったことで知られるほか、ミュージシャンの「ゆず」がデビュー前にストリートライブをしていた街としても有名になった。この街はただ歩くだけではもったいない。一歩踏み込み、歴史や文化などさまざまな角度から街をのぞいて、よりディープな伊勢佐木町の魅力を見つけてみよう。
スポット詳細
- 住所
- 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町 地図
- エリア
- 山下公園・中華街エリア
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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