SOMPO美術館

美術館

ゴッホの「ひまわり」を間近に鑑賞できる

ポスト印象派の画家、ゴッホの「ひまわり」を常設展示していることで知られる美術館。日本画から現代アートまで幅広いジャンルのアートを、さまざまな切り口で紹介する企画展も好評だ。

メタリックな外壁と曲線を描いた大きな窓が目印} メタリックな外壁と曲線を描いた大きな窓が目印

新宿のアートランドマークとして多様な芸術、文化を発信

もとは損保ジャパン本社ビルの42階に「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」としてあったものを、2020年(令和2)に本社敷地内に新築された別棟に移転オープンしたSOMPO美術館。建物もひとつのアートと捉えて設計されており、収蔵品の中核をなす東郷青児の優美な女性像をヒントに、外観、内装ともにやわらかな曲線を描くデザインが採用されている。建物は1-2階にエントランスと休憩スペース、ミュージアムショップがあり、3~5階が展示スペース。1-2階は大きな窓と高くとられた天井が開放的で、居心地は抜群だ。

都会の真ん中にいることを忘れてしまうような落ち着いた空間} 都会の真ん中にいることを忘れてしまうような落ち着いた空間

貴重な名作を見て触って体感する

館内に入る前に、まずは正面玄関前にある陶板の「ひまわり」をチェック。これはSOMPO美術館オープンに合わせて製作されたもので、ゴッホの「ひまわり」をサイズや色、筆跡まで忠実に再現。間近で見られるうえ、陶板なので触れられるというのがユニークだ。そんな「ひまわり」の原画があるのは3階展示室。照明の色や角度、周囲の壁の色やガラスの質まで徹底的にこだわり、作品をよりリアルに、そして身近に感じられるよう工夫されている。美術館にしては珍しく、写真撮影OKというのもうれしいポイントだ。

正面玄関前にある陶板の「ひまわり」は人気の撮影スポット} 正面玄関前にある陶板の「ひまわり」は人気の撮影スポット

アジアで唯一ゴッホの「ひまわり」を鑑賞できる美術館} アジアで唯一ゴッホの「ひまわり」を鑑賞できる美術館

多様な企画展も見逃せない

収蔵は主にゴッホ「ひまわり」をはじめとするフランス近代絵画およびアメリカ素朴派画家グランマ・モーゼス、そして東郷関連のコレクションが中心だが、企画展で扱うジャンルは日本画から現代アートまでさまざま。東郷を初めとする現代日本人洋画家のコレクションが中心だが、企画展で扱うジャンルは浮世絵からポップアートまでさまざま。また、運営する公益財団法人SOMPO美術財団が美術家育成の目的をもつことから、若手画家の展覧会や表彰企画が盛んなのも特徴だ。企画展は1年に3~4回入れ替わるので、ぜひチェックしてみよう。美術鑑賞のあとは休憩スペースでひと息。ゆるやかに弧を描く窓面と、高さ5mの木材天井がやわらかく包み込む空間は、アートの余韻に浸る時間を過ごすのにぴったりだ。

いつ来てもさまざまな種類のアートに触れられる} いつ来てもさまざまな種類のアートに触れられる

スポット詳細

更新日:2024.03.29

住所
東京都新宿区西新宿1-26-1 map map 地図
電話番号
05055418600
時間
10:00-18:00(入館は17:30まで)
休業日
月(祝休日の場合は開館)、展示替期間、年末年始
料金
展覧会により異なる
駐車場
なし
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

map map 地図

最寄り

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