福豆屋 郡山駅店
グランプリを受賞した味も! 郡山の人気駅弁屋おすすめ4選
「海苔のりべん」のファンは全国区
県内外に根強いファンが多く、売り切れ必至の駅弁が「海苔のりべん」(1100円)だ。テレビ番組『マツコの知らない世界』で、鉄道写真家の櫻井寛氏がいち押しの駅弁として推薦。JR東日本「駅弁味の陣2018」では最高評価の「駅弁大将軍」を受賞した。製造・販売を手がける福豆屋の創業は、1924年(大正13)。老舗の駅弁屋が作るこだわりの海苔弁は、郡山産のブランド米「あさか舞コシヒカリ」や、三陸で生産された「みちのく寒流海苔」などを使っており、白いご飯と海苔の間に昆布の佃煮と自家製おかかを敷いたぜいたくな2層式になっている。福島産の太めのゴボウを甘辛く煮た「ごんぼ炒り」は、おばあちゃんの家で食べるような懐かしい味。梅干しは無着色。だしの利いた手焼きの玉子焼き、焼き鮭、焼きかまぼこ、山形の赤かぶ漬、えびいもの煮っころがしといったおかずはいずれも繊細な味つけで、海苔弁との相性が抜群だ。
米のランクが最上級! 「海苔のり弁887」
あさか舞の最高級ブランド米「ASAKAMAI 887」を使用し、「海苔のりべん」のパワーアップ版ともいえるのが、2021年(令和3)に登場した「海苔のり弁887」(1300円)だ。郡山は日本でも有数の米どころで知られる。しかし、東日本大震災以降、福島産の米の多くは、業務用として安価な価格で扱われている。この現状を打破するため、米作りの匠が結集。米作りにかかる88の手間と日本一厳しい7つの生産基準を満たす米の栽培に取り組み、品質を究極に磨き上げたのが「ASAKAMAI 887」だ。「海苔のり弁887」の主役は、この米。炊きたてのようなふっくら加減で、嚙めば嚙むほど甘みが広がる。「海苔のりべん」と同じ2層式だが、米の風味を最大限楽しめるよう、おかかの代わりに国産の塩昆布とばら海苔を挟んでいる。そして、ご飯の上には、アオサ入りの海苔の天ぷらやだし巻玉子、加えて福島県産の牛肉煮も入っていて、主役を盛り立てている。
福島の宝が詰まったロングセラー駅弁
1982年(昭和57)に東北新幹線の開業記念駅弁として発売以来、40年を超えるロングセラーになっているのが「三代目 小原庄助べんとう」(1200円)。小原庄助は「会津磐梯山は宝の山よ」でおなじみの民謡『会津磐梯山』に登場する人物で、弁当の掛け紙には、福豆屋の初代から2代目に引き継がれた頃の磐梯山の絵が使われている。弁当は食べごたえたっぷりの2段重ねで、下段のご飯は菜の花の醤油漬けが載ったしめじご飯と、刻み梅を載せた白飯の2種。上段のおかずは焼き鮭、ニシン昆布巻、豆味噌、エビ磯辺揚げ、鶏肉の酒粕味噌焼き、煮物、なめこそばの実和えとバラエティに富み、かわいらしい餡入り手まり餅が添えられている。福豆屋の初代は和菓子職人だったという。先代からのこだわりと地元愛が詰まった弁当は、「宝の山」を眺めながら味わうのもいい。
手土産にも喜ばれ、女性に人気
会津の伝統工芸「会津木綿」のデザインを使ったパッチワーク柄の掛け紙が目をひくのが、福豆屋とJR東日本仙台支社の「会津若松エリアプロジェクト」の共同開発により誕生した「会津を紡ぐわっぱめし」(1100円)だ。ご飯には会津コシヒカリを使用。会津地鶏そぼろ、会津地鶏玉子そぼろ、会津地鶏だし巻玉子といったように、会津の食材をふんだんに使用している。おかずはほかにもニシン天ぷら、イカ天ぷら、ゼンマイ煮、きのこ煮、アスパラ焼きなど海の幸・山の幸がたっぷり。JR郡山駅のほか、長らく駅弁空白駅だったJR会津若松駅でも購入できる。列車でいただくのはもちろん、手土産にも喜ばれている。
スポット詳細
- 住所
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福島県郡山市燧田195 郡山駅構内
地図
- エリア
- 郡山・須賀川・白河エリア
- 時間
- 9:00-19:00
- 休業日
- 無休
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy)
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
最寄り

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