白山島
赤い桟橋の先にある、歩いて渡れる小さな無人島
海岸線が見渡せる頂上からの絶景、島越しに沈む夕陽は必見!
「日本の渚100選」にも選ばれている「由良海岸(ゆらかいがん)」から72mほどの沖合にあるのが、「東北の江の島」との異名を持つ「白山島」だ。この小さな無人島へは、海岸から約170mの赤い桟橋が架けられ、歩いて渡れるようになっている。島内に入るとすぐ右手に鳥居が現れる。270段の石段を登り切った先にあるのが白山神社だ。頂上からの眺めはまさに絶景のひと言。日本海に鳥海山、由良の町並みを一気に見渡せる。また、由良海岸側からは、白山島越しに沈みゆく夕陽も見ることができる。毎日桟橋にライトアップが施され、幻想的な雰囲気が醸し出される。
高い透明度を誇る白山島の浜辺で磯遊びを楽しもう
白山島は、今からおよそ3000万年前の火山性噴火により玄武岩が噴出して形成されたといわれている。島の面積は3万平方メートルほど、周囲436m、最高地点の標高70mで、別名を「御島(おしま)」という。現在でも人は住んでいないものの、島の頂上にある白山神社では毎年4月29日に執り行われる白山神社例祭、4-10月の間島内に設置される「由良海洋つり堀」、磯遊びのできる極めて透明度の高い海水浴場など、特に夏期は賑わいを見せる場所となっている。
白山島を訪れたら由良のスポットにもぜひ立ち寄って
白山島に行く際に拠点となるのが鶴岡市由良。美しい海岸で名高い由良海水浴場をはじめ、ワークスペースも備える「海テラスゆら磯の風」、フォトスポットとして人気の「由良」の文字モニュメント、また天然温泉を備えた旅館など、白山島付近には日帰りではもったいないほどさまざまなスポットがある。由良から車で約5分の場所には、ラーメン屋「琴平荘」がある。10-5月の約8か月間営業しており、トビウオだしのあっさり醤油味の中華そばを求めて、地元だけでなく県外からも人が押し寄せる有名店だ。由良近辺に行ったらぜひ足を延ばしたい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン