南三陸さんさん商店街
南三陸名物が集まった魅力いっぱいの商店街
志津川湾を望む活気あふれる商店街
「南三陸さんさん商店街」は、2012年(平成24)2月に仮設商店街としてオープンした復興商店街で、2017年(平成29)3月に仮設から本設となり再オープン。8.3mほどかさ上げされた高台の造成地は、陽光を受けてきらめく志津川湾を見晴らす場所にある。平屋の建物が6棟、2列に並んでいて、津波で被災した多くの店舗が並ぶ。南三陸は魚介の宝庫で、その源ともいえるのが志津川湾だ。海苔やワカメ、牡蠣やホヤなどさまざまな養殖が湾内で行われてきた。また2018年(平成30)には、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に認定され「ラムサール条約」にも登録されている自然豊かな景勝地でもある。
建物は隈研吾氏監修のもとに建てられた
リニューアルして建てられた南三陸さんさん商店街には、地元産の「美人杉」ともいわれる杉が使われている。建物の監修は、日本を代表する建築家・隈研吾氏が務めている。周囲の自然に調和する南三陸杉を使った商店街は、氏の木材建築への深い造詣によるところが大きい。また、2022年(令和4)10月に商店街の北側にオープンする「道の駅さんさん南三陸」の建物も、隈研吾氏が設計を手がけている。南三陸町の山と海、過去と未来をつなぐ船をイメージした建物になるそうで、ここには、震災伝承施設もできる予定だ。
人気の「南三陸キラキラ丼」が味わえる
飲食店では、南三陸エリアのブランドグルメ「南三陸キラキラ丼」をはじめ、旬のネタを使った海鮮丼や寿司などが味わえる店がずらりと並ぶ。南三陸キラキラ丼は、地元の海鮮をふんだんに使った丼で、南三陸町および近隣の飲食店の協賛店がそれぞれ季節ごとに作っている海鮮丼のこと。特に5月から8月にかけ味わえる、ウニの「キラキラ丼」の人気が高い。商店街には、鮮魚や水産加工品以外でも、老舗菓子「菓房 山清」のタコプリン、「南三陸復興ダコの会」で製作しているオクトパス君など人気アイテムが多い。2022年(令和4)10月には道の駅がオープンし、ますます注目のスポットになりそうだ。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 南三陸復興のシンボル
- 11年振りに南三陸を訪れました。11年前は東日本大震災後のある果てた時でした。町はかなり変わり様々に復旧復興か進んでいました。やはりこの商店街は南三陸復興のシンボルですね!
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- 鮮魚店で新鮮な刺身を買って一杯。コンビニもあるのでホテルに入る前に便利。
- ツアーで立ち寄りました。平日の午後3時過ぎでしたが、ガラガラでお客さんはほとんどいませんでした。閑散としたイメージを受けましたが、鮮魚店などは開いていたのでホヤの刺身をつまみに地酒のワンカップをいただきましたが美味しかったです。小さい刺身のホヤや牡蠣が300円くらいで食べられます。ここに立ち寄った後は「ホテル観洋」に向かうので商店街にあったコンビニでお酒や氷を買うことができました。
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- 賑わってました
- 小さなサイズのお店が数十軒並んだ商店街です。半分くらいは飲食関係のお店で、お土産屋さんもあります。ご当地の海鮮品を扱ったお店が多く、フードコートのようになっているので、いろんなお店を食べ回ることもできます。
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