小岩井農場
東北有数の農場でのんびりと大自然を満喫したい
大自然のなかに広がる農場には歴史とワクワク感が満ちている
2021年(令和3)に創業130周年を迎えた「小岩井農場」は、東北有数の観光地のひとつ。四季を通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットだ。観光エリア「まきば園」では、小さな子どもから大人まで楽しめる数多くの体験プログラムを用意。食事や体験教室、アトラクションにショッピングなど、雄大な自然のなかで思いっきり「遊ぶ」ことができる。一方、まきば園に隣接する「上丸牛舎」エリアには、明治期から昭和初期の貴重な施設が現存している。その重要性を知ってもらうため、小岩井農場ではその施設の一部を一般公開。歴史を学べるのも、この農場の魅力のひとつだ。
国の重要文化財になっている歴史的建造物が、今も現役!
農場内には国の重要文化財に指定されている歴史的建造物が21棟もある。これらはすべて明治末期から昭和初期にかけて建築されたもので、その多くが今も現役の施設として使用されているというから驚きだ。まきば園入り口から道路を渡り、向かいのゲートをくぐると、そこは一気に歴史に彩られた日本の原風景が広がる「上丸牛舎」エリア。ここには9棟の歴史的建造物が残る。畜産業の近代化途上にあった古き日本の景色は、タイムスリップしたような気分にさせてくれる。かつてこの土地は、火山灰が堆積し不毛の地といわれていた。今のような豊かな緑をたたえるまでの、小岩井農場の長い歴史を思うと感慨深くなる。時間が止まったような、牧歌的な雰囲気に包まれた空間を散策すれば、気分がリフレッシュし心も癒やされるはずだ。
映像で重要文化財について学べる施設
2021年(令和3)4月には、体験型展示施設「小岩井農場重要文化財ギャラリー」がオープン。最新の映像技術を用い、美しい自然の風景とともに農場の歴史、重要文化財について解説している。どのエリアにどのような施設があり、それぞれの施設の重要性などが楽しくわかりやすく紹介されているので、最初にここを訪れ、農場の概要について知っておくのも良さそうだ。特に、通常は入れない重要文化財エリアのなかを鳥や小動物の目線で紹介する「アドベンチャー・シアター」は、その迫力と躍動感、映像美に釘付けになってしまう。小岩井農場の開拓の歴史なども、映像化されていてとてもわかりやすい。ギャラリーは入場無料なので、気軽に立ち寄ってみよう。
スポット詳細
- 住所
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岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
地図
- エリア
- 盛岡市・雫石町・小岩井エリア
- 電話番号
- 0196924321
- 時間
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[まきば園入場時間]9:00-17:00(最終入場16:00)
※季節により変動する場合あり
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- ソフトクリーム
- ソフトクリームを食べに園外ショップ&レストランに行きました。芝原や木々を眺めながらホルスタイン柄のカップに入ったソフトクリームを食べました。近くの麦畑が色づいているのも印象的でした。
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- 冬は微妙
- 雪が積もった冬は遊べる施設も使えず、園内を一周してお土産を買うのがせいぜいです。入園料は冬だからかどうかは分かりませんが無料でした。
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- 小岩井工場は見学不可で一本桜へ
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