木偶の坊(でくのぼう)
一日のスタートは神子田朝市の「ひっつみ」で
「ひっつみ」とは、岩手の代表的な郷土料理のひとつ。水で練った小麦粉を手で薄く引き伸ばし、ちぎって湯で茹でる。それを野菜、油揚げなどの具材とともに醤油味の汁で食べる素朴な料理だ。「ひっつかんでちぎる」から「ひっつみ」の名がついたともいわれるが、県内各地で「はっと」「つめり」「きりばっと」など名前が異なるのもおもしろい。神子田朝市で「噂のひっつみ」と書かれたのぼりがはためく「木偶の坊」は、客足が途絶えないひっつみの店。ささがきしたニンジンとゴボウ、干しシイタケと油揚げがたっぷりの汁に、コシがある茹でたてのひっつみが入っている。すべての具材から良いだしが出て、朝ごはんにぴったりの一杯だ。テイクアウトも可能で、店で平らげたあとで、持ち帰りを注文する強者もいるほど。一度食べたら止められない滋味深い味わい、神子田朝市に来たらぜひ試してみて。
スポット詳細
- 住所
- 岩手県盛岡市神子田町20-3 盛岡神子田朝市 地図
- エリア
- 盛岡市・雫石町・小岩井エリア
- 電話番号
- 0196521721
情報提供: ナビタイムジャパン