北の防人大湊 海望館
海軍の町・むつ市らしい景観を楽しめる観光交流施設
本州最北端の防人(さきもり)の地
明治から昭和初期にかけて、旧日本海軍の重要な拠点であったむつ市大湊地区は、終戦後に海上自衛隊大湊地方隊が設置された。「北の防衛の要」として知られ、明治期から残る海軍施設が点在している。このエリアを観光面で活用しようと整備されたのが、「北の防人大湊 安渡館・海望館」だ。安渡館はグッズ販売店や観光ガイドの受付所、少し高台にある海望館は海抜55mの展望台を有し、目の前の芦崎湾に停泊する海上自衛隊の艦艇を見ることができる。隣接する「水源池公園」は桜の名所としても知られるほか、初夏には約3000本のツツジが咲くことから、花と緑の公園として人々の癒やしスポットになっている。
安渡館は実在の海軍施設をイメージ
安渡館の内外装は、実在した「海軍大湊要港部庁舎」をイメージして建設、文明開化期の迎賓館を連想させる造りとなっている。館内には周辺や近隣市町村の観光パンフレットや、観光資料がそろうので、ここで旅行の計画を立てるのもいい。ショップではお土産の購入も可能だ。特に人気はレトルトの「おおみなと海自カレー」1個710円。味の違いによって「護衛艦ゆうだち」「護衛艦おおよど」「護衛艦ちくま」など艦体の名がつけられており、オンシーズンには売り切れることもあるとか。そのほか、むつ市のオリジナルゆるキャラ「ムチュランファミリー」の缶バッジやハンドタオル、靴下などもかわいいと評判だ。
一日過ごせる観光ゾーン
駐車場にそびえる海望館は、文字通り海を望む展望施設。ガラス張りの館内には展望観賞用のパイプ椅子と、小さなテーブルが設置されているだけだが、これが妙に居心地が良い。海に海上自衛隊の施設があるため、一般的な港とは違って特別感が増して見えるのだ。時が経つのを忘れて、いつまでも接岸する護衛艦を眺めていたくなる。のんびり観光派の人にはピッタリな空間だ。夜間のライトアップも見ごたえがあるのでぜひ来館をオススメしたい。周囲にはほかにも海上自衛隊資料館「北洋館」、文化自然学習施設「弐番館」、東北地方で最初に建設された近代水道施設など、歴史的価値が高いものが現存するので、公園散策と合わせて楽しもう。
スポット詳細
- 住所
- 青森県むつ市桜木町3-1 地図
- エリア
- 八戸・下北半島エリア
- 電話番号
- 0175293101
- 時間
- 10:00-20:00
- 休業日
- 12/31、1/1
- 駐車場
- あり(48台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン