アート広場
街全体をアートに染める屋外アートミュージアム
草間彌生作品ですっかりおなじみ、水玉模様が特徴の巨大カボチャ『愛はとこしえ十和田でうたう』
街全体がひとつの美術館
十和田市が推進するプロジェクト、「Arts Towada(あーつとわだ)」の拠点として誕生した「十和田市現代美術館」の向かいに、シンボルアートが複数展示されている場所がある。そこが「アート広場」だ。街全体をひとつの美術館に見立てるという構想のもと、官庁街通りの屋外空間を舞台に、現代的なアート作品を集めたパブリックな空間造りを目的とし、整備が進められた。十和田市現代美術館の開館から2年後、2010年(平成22)4月にアート広場が完成。世界を舞台に活躍する草間彌生をはじめとした、国際色豊かなアーティストの大型作品が展示されている。広場はアート作品を鑑賞しながらくつろぐ家族連れや、記念撮影に余念がない観光客などで、大いに賑わっている。
『愛はとこしえ十和田でうたう』はカボチャのほかキノコ、少女、犬など8つの彫刻群からなる
アーティストグループ、インゲス・イデー作。巨大な『ゴースト』
中にも入れる展示作品の数々
アート広場があるエリアは官庁街通りという立地に加え、奥入瀬渓流や十和田湖、あるいは八甲田といった県内の観光名所と十和田市内を行き来する中継地点にもなるエリア。そのため、ふだんから多くの人が集まり、アート広場を中心に躍動感が感じられる。展示している大型作品には中で映像作品を鑑賞できるものもあり、中では作品の解説映像が流れるので、じっくり見学していると時が経つのもあっという間。アート広場と十和田市現代美術館を両方ゆっくり見学するのなら、時間の余裕は十分に確保したい。美術館のカフェ&ショップは、入場料無料で利用できるので、広場のアート作品鑑賞に疲れたら美術館のカフェでひと休み、というのもいいかもしれない。
太った家。エルヴィン・ヴルム作『ファット・ハウス』は中に入ることができる
奥に見えるガラス張りの建物が十和田市現代美術館。アート広場とはこのような位置関係
イベントにも注目したい
アートな作品はアート広場だけでなく、官庁街通り全体に点在している。その代表例が「ストリートファニチャー」と呼ばれる、さまざまな形の4つのアートベンチ。枕やモザイクキューブを重ね合わせたような形状など、アーティストの自由な感性が街に溶け込んでいる。この辺りは桜の名所としても知られているほか、12月上旬-2月中旬にはイルミネーションも実施。広場全体が光の絨毯に彩られる。さらに2020年(令和2)から、美術館周辺で「街なかアートマルシェ」と題した県産グルメや雑貨の販売などのイベントも開催されている。アートな街のアートな企画に、今後も注目していこう。
スポット詳細
- 住所
- 青森県十和田市西二番町10-9
- エリア
- 十和田・八甲田エリア
- 電話番号
- 0176201127
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
最寄り
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