弘前市カフェ通り

通り

懐かしさから新鮮さまで、多彩な喫茶店が町を彩る

リンゴの生産量日本一の弘前市は、リンゴだけではなく喫茶店も多いといわれている。大手カフェチェーンも着目し、文化財を利用した店舗ができるなど、弘前市と喫茶店文化の関わりや背景をのぞいてみよう。

大きな通りだけではなく、路地や横丁を散策している時に、思いがけずカフェに出合うことも 大きな通りだけではなく、路地や横丁を散策している時に、思いがけずカフェに出合うことも

町の歴史が喫茶店文化に関わっている

「弘前の町には喫茶店が多い」とは、誰がいい出したのか出典やデータは不明だが、昔からよく語られてきた言葉である。旅行雑誌や観光情報を集めてみても「桜、洋館、フレンチ、喫茶店」のワードがよく出てくるものだ。その起源は定かではないものの、津軽藩士の間でコーヒーが広まったこと、また明治期に海外から多くの外国人を招いたこと、「東北最古の喫茶店」があることなどが理由と考えられている。街をそぞろ歩くと、その噂どおりに喫茶店によく出合う。築城当時は、城の東側から城下に入る唯一の通りであったといわれる「土手町通り」を中心に、近隣の「鍛冶町」や「親方町」、「白銀(しろがね)町」など、そこかしこに喫茶店が点在している。

土手町通りには、通りの両サイドに何軒もの喫茶店がある 土手町通りには、通りの両サイドに何軒もの喫茶店がある

「弘前は珈琲の街です委員会」が発行するパンフレットは、弘前観光コンベンション協会公式サイトからダウンロード可能 「弘前は珈琲の街です委員会」が発行するパンフレットは、弘前観光コンベンション協会公式サイトからダウンロード可能

薬として藩士の間に広がった

弘前市の中心、土手町通り周辺だけでも20軒近い喫茶店があり、客層や雰囲気も店によってさまざま。建物の老朽化などの事情もあり、ここ数年の間に移転した店もあるが、それでも通りには元気に営業を続けている喫茶店が数多く存在する。一説には、時期は定かではないが明治期に海外から来た医師がコーヒーを持ち込み、その妻が茶会を開いたことで一部の階級層に広まり、徐々に庶民にも浸透していったという話もある。また、幕府の命を受け北方警備のため蝦夷地(現在の北海道)へ派遣された津軽藩士の間で、流行病だった浮腫病に効果があるとして広まり、やがて予防薬として飲まれるようになったという文献も残されている。このレシピは「藩士の珈琲」と呼ばれ、市内で提供している店もある。

昔ながらの古き良き喫茶店をほうふつとさせる「壹番館(いちばんかん)」 昔ながらの古き良き喫茶店をほうふつとさせる「壹番館(いちばんかん)」

コロナ禍のずっと前から、全品テイクアウトOKを売りにしている「CAFE JEEBA(カフェ・ジーバ)」 コロナ禍のずっと前から、全品テイクアウトOKを売りにしている「CAFE JEEBA(カフェ・ジーバ)」

今でも多彩なスタイルの店舗が元気に営業中

土手町通りの場合、ビル内のテナントとして店を構えている店もあるため、1階の路面に喫茶店がズラリと並んでいるという印象ではない。しかし、地下階やビルの2階、路地など、見過ごしそうな場所で営業している店舗も数知れず。昭和レトロな昔ながらの営業スタイルの店のほか、客層の多様性や時代の変化に合わせ、「全品テイクアウト可能」やモード系カフェを展開するなど、特徴も多彩だ。また観光客で賑わう文化財施設や記念館展示館などに、カフェを併設しているところも多い。弘前の街を見て歩きながら、お気に入りの1軒を探してみるのもいいかも知れない。

弘前市百石町展示館内にある「コトリcafe」。文化財にも喫茶店があるのが弘前市の特徴だ 弘前市百石町展示館内にある「コトリcafe」。文化財にも喫茶店があるのが弘前市の特徴だ

「喫茶店といえばコレ」という人も多い、コトリcafeで人気のナポリタン 「喫茶店といえばコレ」という人も多い、コトリcafeで人気のナポリタン

スポット詳細

住所
青森県弘前市土手町・鍛冶町他
電話番号
0172282088

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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