むかわ町穂別博物館
恐竜好きは必見! 小さくても見ごたえ十分の博物館
道端で恐竜と出合える町
千歳市から車で約1時間、札幌市からだと約2時間。道南に位置するむかわ町穂別には、街灯や道路、公園などいたるところに恐竜のオブジェやレプリカがある。むかわ町穂別博物館に入ると、入り口に展示された北海道指定天然記念物であるホベツアラキリュウ(愛称・ホッピー)の全身復元骨格レプリカに圧倒される。穂別博物館は、1975年(昭和50)に発掘されたこの化石を地元に保存することを目的に、1977年(昭和52)に開設した。国内の首長竜で全身骨格が復元されたのは、北海道では初めて。全国でも2番目の貴重な化石だ。
国内最大の恐竜全身骨格化石「カムイサウルス(むかわ竜)」
目玉は、恐竜好きなら誰もが知る、むかわ町で発掘されたカムイサウルス(別名・むかわ竜)の化石だろう。むかわ町穂別地域で唯一の恐竜化石で、全身の約8割が発掘されており、恐竜の全身骨格化石としては国内最大のものだ。2003年(平成15)に最初の化石が発見され、2019年(令和元)9月に新属新種として認定。「カムイサウルス・ジャポニクス」という学名が命名された。2018年(平成30)に発生した北海道胆振東部地震で、むかわ町は最大震度6強を観測したが、奇跡的にカムイサウルスの化石は損傷を免れ、現在はむかわ町復興のシンボルにもなっている。博物館のお土産にオリジナルのぬいぐるみも人気(むかわ地域商社M Dinoが制作・販売)。
自然のなかで恐竜を探そう
毎年夏になると、親子で化石発掘とクリーニングの体験ができるツアー「MUKAWAダイナソー・アドベンチャー」を実施している(2023年度は終了、2024年度の開催は未定)。恐竜ファンが全国から集まるイベントだ。また、博物館を見学したあとは、少し足を延ばして「ほべつ道民の森」を訪れてみよう。約12万平方メートルの敷地内には野外博物館もあり、自然のなかにホベツアラキリュウやアンモナイトのオブジェが現れる。また、ホベツアラキリュウを模した巨大な遊具もあり、子どもと一緒に楽しむことができる。
スポット詳細
- 住所
- 北海道むかわ町穂別80-6 地図
- エリア
- 日高エリア
- 電話番号
- 0145453141
- 時間
- 9:30-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 月、祝の翌日、年末年始
- 料金
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[観覧料]大人300円、小学生-高校生100円、小学生未満無料
※別途、団体料金あり - 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり
- 滞在目安時間
- 0-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- むかわ竜
- むかわ竜の全身骨格レプリカが居る。首長竜も良いけど、本命はコレ!巡業に出ているレプリカ2号(3枚目)もいるけど、こちらが良い。
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- ムカムカ
- 図書館併設。観覧券一般300円。むかわ町から産出した恐竜「むかわ竜」で有名。モササウルス類等模型展示が些かモサモサと無造作に展示されていますが、ご愛敬。
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- 化石がゴロゴロ
- 模型の首長竜も分かりやすくてよい。化石が発掘されて盛り上がった様子も想像できるが、穂別川流域で最初に発見された時の状況をもっと知りたかった。展示をじっくり探していけばあるにちがいない。たまたま行きの飛行機が鵡川上空から入った。二風谷も厚真町の地震地滑り跡もよく見えた。北海道の道路は立派である。鵡川から厚真に通じる地方道933号線は地図では拡大しても細い線であるが、普通の舗装道路であった。地...
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