太陽の森 ディマシオ美術館
圧倒的な存在感! 世界最大の油彩画を見ることができる
廃校をリノベーションした美術館
新千歳空港から車で約1時間10分。周囲には牧場風景が広がり、のんびりとした空気の流れる新冠に、太陽の森ディマシオ美術館はある。「自然との共生」「自然とアートとの融合」をコンセプトに、2008年(平成20)に廃校となった町立太陽小学校をリノベーションして2010年(平成22)にオープン。フランス幻想絵画の巨匠として世界的にも高い評価を受けるジェラール・ディマシオの作品を常設する、日本で唯一の美術館だ。油彩画、パステル画、デッサンなどディマシオの代表作120数点を鑑賞することができる。
見どころは世界最大の油彩画
小学校の面影を残した館内を進んでいくと、廊下の奥に高さ9m、幅27mに及ぶ油彩画が展示されている。まず、その大きさと迫力に圧倒される。絵画を額で縁取るように、作品の上下左右に鏡が設置され、鏡に映し出された部分を含めて大きなひとつの作品となっている。これはディマシオがたった1人で製作したもので、着想から約3年の時を経て完成した。1人の画家が制作した油彩画としては、世界最大の作品だ。壮大な音楽とともにさまざまな光が投影される「光と音のプログラム」は、1日に7回上映。見逃さないよう、事前に上映時間をチェックしておきたい。
地場産食材が使われたランチも絶品
作品鑑賞の合間にひと息入れるなら、併設されたレストラン「アトランティス」でのランチがいいだろう。窓には全面にステンドグラスが使用され、やわらかな光に包まれながら、本格的なパスタやデザートなどを楽しめる。おすすめは日高産昆布を食べて育った黒毛和牛「こぶ黒牛」を使用した「こぶ黒牛のボロネーゼ」。和牛のうまみが絶妙に引き出されたパスタは、来館者に好評だという。昼食を食べに訪れる地元客もいて、レストランだけの利用も可能だ。
緑に囲まれたガラスの美術館
ディマシオ美術館の外に出ると、四季折々の花とともに彫刻作品の展示された彫刻庭園が出迎えてくれる。緑が美しい庭園を抜けると、別館のガラスの美術館にたどり着く。小学校のプールをリノベーションした建物には、ガラス芸術の巨匠ルネ・ラリックの作品を多数展示。全面ガラス張りのため、日の光に照らされた作品と自然との一体感が感じられる。また、敷地内には巨大な恐竜のオブジェが並ぶ恐竜の森があり、写真スポットとしても人気。友人同士や家族連れで訪れても楽しめる美術館だ。
スポット詳細
- 住所
- 北海道新冠郡新冠町字太陽204-5 地図
- エリア
- 日高エリア
- 電話番号
- 0146453312
- 時間
- 10:00-16:30
- 休業日
- 月-水、冬季
- 料金
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【入館料】
[大人]1,700円
[高校生]900円
[中学生]500円
[団体]1,300円
[障害手帳]1,200円 - 駐車場
- あり(100台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、WAON、楽天Edy、au WALLET、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 車椅子での入店
- 可(1台)
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 想像以上に素晴らしかった
- いくまでの道のりも楽しく、入館料も手ごろ、中に入っては感動の数々でした。子供にはちょって早いかもしれませんが、カップル・夫婦でいくと楽しめるかな。
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- 異世界の住人画像がある美術館
- 新冠のサラブレッド銀座通りに案内が出ていたので行ってみました。ジェラール・ディマシオ(フランス国籍)という幻想絵画家の作品をメインに展示してあり、現在はルネ・ラリックのガラス造形品と半々ぐらいありました。ディマシオの作風は、異形のモノたちを描いており、ファイナルファンタジーとスターウォーズの異星人、クレイモアの覚醒者を合わせたような人間種が描かれています。これは個人的には魅入ってしまいまし...
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- 美術館までの道のりは遠い・・・
- メインは廃校の体育館の縦いっぱいに納められていて壮大な絵画です。その他にも小さな絵やデッサンも展示してあります。表には彫刻類が並んでいて、一瞬人が居るのかとも思われる光景にびっくりします。ポスターなどを購入したときには、英字新聞で作ったバックに入れてくれるのにはかんどうしました。
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