蘭越町貝の館
世界中の貝や貝類化石などが集まる貝類専門博物館
海の資源を生かすためにオープン
車でのアクセスであれば、リゾートエリアであるニセコ町から約30分ほどで「蘭越町貝の館」に到着する。日本海に面した国道229号沿いにあり、同じ蘭越町でも大湯沼がある山側とは辺りの景色が大きく異なり、海が近いことを感じるはずだ。貝の館は、1991年(平成3)に誕生。貝の館がある港のエリアは、かつてニシン漁で栄えたが、年々人口が減少。エリア活性化のため、町の資源である海を生かそうと、貝類専門の博物館として開館した。
海に関する学びの場でもある館
貝の館の建物は、まるで大きな二枚貝のような形をしている。中に入ると、最初の展示室が「第1貝の館」。ここでは全長10m近くある貝類の祖先・チョッカクガイの1/2模型が出迎えてくれる。1/2の模型を見られるのは、世界でここだけだ。貝だけでなく、北海道を代表するアンモナイトの化石類の展示も興味深い。また、来館者が貝や海の環境について学べる学習コーナーを用意。温暖化による海水温度の上昇でもたらされる生物への影響、海洋プラスチックごみに関することがわかりやすく紹介されている。
新種のクリオネとの関係は……
「第1貝の館」の奥には、1994年(平成6)に増築された「第2貝の館」がある。ここに続く通路にも、海の環境やSDGsについて楽しく学べるように工夫がされている。「第2貝の館」は海中をイメージした展示となっており、奥では巻き貝の仲間であるクリオネの生態展示が行われている。実は2016年(平成28)に、貝の館の学芸員である山崎友資さんがオホーツク海で発見された新種のクリオネを、ロンドンの貝類学会で発表。和名「ダルマハダカカメガイ」と名づけられたこのクリオネも生態展示されている。
スポット詳細
- 住所
- 北海道磯谷郡蘭越町港町1401 地図
- エリア
- ニセコ・洞爺湖エリア
- 電話番号
- 0136562102
- 時間
- 9:00-16:00
- 休業日
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月(祝の場合は翌日)
[7・8月]無休 - 料金
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[入館料]大人350円、中高生250円、小学生150円
※団体10名以上は50円引き - 駐車場
- あり(道の駅を使用)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(一部のみ)
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 蘭越が海に面していたことを気づかされる施設です
- 多くの方にとって、蘭越は山側の見所が多くて、内陸の町のイメージだ思いますが、ここは蘭越町が僅かに海に接しているエリアを有していることを世に示している貴重な施設だと思います。印象的な貝類の展示など、見所が多いので、ドライブ休憩のがてらにでも癒しを求めて足を運ぶのに良いスポットです。
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- 道の駅の隣にある立派な施設です。
- 道の駅シェルプラザ港のとなりにある施設です。あまり見たことはないのですが、貝類専門の博物館です。貝の事をいろいろと勉強致しました。
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- 贝壳馆
- 旁边车站的收银台旁边有打折券。先在道车站领个折价券吧。馆长告诉我,入口的门把手很贵。里面按主题排列着贝壳,所以每个主题都找喜欢的贝壳会很有趣。
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