すさみ町立エビとカニの水族館

水族館

海の生き物の魅力を満喫!

熊野灘(くまのなだ)の波が打ち寄せるすさみ町の海沿いに立つ「すさみ町立エビとカニの水族館」。世にも珍しいエビとカニ専門の水族館として、通りすがりの観光客からマニアックなファンまで、興味をそそられた多くの人が来館している。

エビとカニとその他の生き物たちが織りなす、めくるめく海の世界へ} エビとカニとその他の生き物たちが織りなす、めくるめく海の世界へ

ユニークな展示にお楽しみがいっぱい

約150種の甲殻類が、工夫を凝らした展示方法で並ぶ水族館。国内唯一の展示とされるイースタンロックロブスターなどのエビ類をはじめ、とにかく世界中から集められたエビとカニが充実。展示方法もユニークで、「イセエビは鳴く?」などの知識欲をくすぐるパネルや海中をのぞく潜水艇に見立てたコーナーなど、入館から退館までエビとカニをめいっぱい楽しむことができる。特にアイデアが光るのが、水槽ごとのサポーター制度。1口5000円で半年間、メッセージを記したネームプレートを水槽に飾ってもらえる。なかには有名人の名前もあり、サポータープレートを見るお楽しみも。あなたも「推し」のエビやカニを見つけて、サポートしてみるのもいいかもしれない。施設の出入り口付近ではケープペンギンやウミガメも飼育。来館者に愛嬌を振りまいている。

エントランスにはオリジナルのプリントシール機が} エントランスにはオリジナルのプリントシール機が

のんびりマイペースな様子が愛らしいケープペンギン} のんびりマイペースな様子が愛らしいケープペンギン

見て触って楽しく学ぶ

この水族館で特に楽しめるポイントが、海の生き物たちとの触れ合いだ。館内中央に設けられた「タッチングコーナー」では、すさみ町沖にも生息する世界最大級のカニ・タカアシガニや、高級食材としても珍重されている伊勢えび、「生きた化石」ともいわれるカブトガニ、テンジクザメやイヌザメといった小型サメ類、ふだんは深海に生きるオオグソクムシなど、来館した人だけが実感できる体験が用意されている。ゴツゴツ、ザラザラ、意外にカチカチなど、感覚を研ぎ澄ませて海の生き物との触れ合いを満喫しよう。また、触覚のほかに視覚体験としても珍しいのが「クリスタルヤドカリ」の展示だ。ガラス製の透明な殻を用意することで、ふだんは秘されたヤドカリの貝殻の中身を見ることができる。別館の海の環境学習館では、ヤドカリ釣り体験も老若男女問わず人気。

巨大なタカアシガニにも触れることができる} 巨大なタカアシガニにも触れることができる

ふだんは決して見られないヤドカリの中身が丸見えに} ふだんは決して見られないヤドカリの中身が丸見えに

ミュージアムショップもエビカニ尽くし

エビやカニなど海の生き物たちの生体を観察したり触れたりして館内を巡ったあとは、ミュージアムショップをくまなくチェックしてみよう。水族館スタッフが描いたキュートな生き物モチーフのタオルハンカチやTシャツ、アクリルキーホルダーや缶バッジなど、オリジナルグッズが勢ぞろい。オリジナルグッズ以外にも、ぬいぐるみやフィギュア、サンダルやペンホルダーなどいずれも海の生き物にちなんだグッズが満載で、じっくり楽しめるはずだ。思い出の品に、お土産に、ここだけのアイテムを手に入れよう。本館を出てすぐのところにに立つ別館、海の環境学習館では、ケープペンギンの飼育スペースやヤドカリ釣りコーナー、企画展示に囲まれるように机と椅子が用意されている。机の上には「エビカニ文庫」と名付けられた絵本が並び、自由に読むことができる。エビやカニに興味をもった子どもと一緒に、ゆっくり読むのもおすすめだ。

スタッフが描いたというキュートなオリジナルグッズ} スタッフが描いたというキュートなオリジナルグッズ

「エビカニ文庫」でやさしい絵本の世界へ} 「エビカニ文庫」でやさしい絵本の世界へ

隣接の道の駅でショッピング&グルメ

「エビとカニの水族館」は、1997年(平成9)にJR見老津(みろづ)駅内にあった水槽をルーツに、すさみ町内にある「日本童謡の園」で1999年(平成11)に開館。その後、紀勢自動車道・すさみ南ICの共用開始にあわせて誕生した「道の駅すさみ」に併設された施設として、旧・江住中学校体育館の建物を再利用する形で移転オープンした。隣接する道の駅には周辺地域の土産物を広く集めたスペースのほか、オーシャンビューのレストラン「蒼海(そうかい)」や軽食・ドリンク等を提供する「すさみカフェ」、地元の新鮮な海の幸を販売する「枯木灘鮮魚商会」などがあり、おいしい地元グルメを楽しむことができる。おすすめはすさみ町の特産・イノブタの料理。イノシシと豚をかけあわせたイノブタの肉は豚肉よりもあっさりとしてヘルシー。ぜひ味わってみてほしい。

広々とした道の駅すさみのお土産コーナー} 広々とした道の駅すさみのお土産コーナー

スポット詳細

更新日:2024.03.19

住所
和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1 map map 地図
電話番号
0739588007
時間
9:00-17:00(最終入館16:20)
休業日
無休
料金
【入館料】
[大人]800円
[小、中学生]500円
[未就学児(3歳以上)]300円
駐車場
あり(大型バス9台、普通車55台、身体障害者用5台)
※道の駅すさみと共用
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
あり(wakayama free Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり(入館案内のみ)
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(ケージもしくは抱っこのみ)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 町立の頑張る水族館
    4.0 投稿日 : 2021.04.21
    小規模ながらエビとカニに特化した珍しい水族館です。駅の待合室の観賞用水槽をルーツに廃校の校舎を使い、町おこし感が伝わってきます。オオグソクムシからタカアシガニまでバラエティ豊かで、エイやサメに触れられるコーナーもあり誰でも楽しめると思います。
  • 美味しそうと思いながら見て回る水族館
    5.0 投稿日 : 2021.03.24
    以前は別の場所にあった水族館が道の駅すさみの開業と同時に敷地内に移転したもの。メインの水槽では生きた化石と称される巨大なタカアシガニが展示されていて他にもイセエビなども見る事が出来るのでかわいいより美味しそうと思いながら見ていました。入場料は800円ですが串本海中公園との共通入場券(2000円)もあり600円お得です。ただ記念になる入場券がレジのレシートなのは残念。
  • 水槽の中の極小宇宙
    5.0 投稿日 : 2020.03.16
    旅行中に道の駅を次々に辿っていて、道の駅すさみで休憩と買い物をして、別棟にエビとカニの水族館があることを知った。エビとカニ、されど150種も展示があるとは想像していなかっただけに、うれしい不意打ちを食らった。世界中から採取した色とりどりのイセエビ、世界中から来ているのに何でイセエビ?プールのタラバガニは手で触ることもできる、熱帯魚も一緒に泳いでいるし、揺らぐ水草や砂の上にいる極々小さなエビは赤と白...

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アクセス

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最寄り

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