多賀や
和菓子
平和な世と長寿を願う、多賀大社の門前名物
多賀大社の門前名物といえば、なめらかなこし餡を包んだ餅に、赤と青の3本の線をあしらった「糸切餅」。長く伸ばした餅を包丁ではなく三味線の糸で切るのは、刀や槍など武器を使うことのない平和な世と長寿への願いが込められている。かつて糸切餅を作る店は界隈に20軒ほどあったが、現在は3軒のみ。糸切餅の本家本元が、多賀大社の鳥居前に構える「多賀や」。三重県境の旅籠屋に始まり、200年を超える時を紡ぐ店だ。糸切餅の歴史は江戸時代に端を発するが、「不易流行」の心得により進化し、昭和時代に現在の形状が完成したという。線の色が赤と青なのは、鎌倉中期、蒙古軍撤退を祝して多賀大社に献上された船印にちなんだという説が有名。もうひとつ、大阪で腕を磨いて多賀に戻った和菓子職人がタニマチをしていた相撲取りの化粧まわしの色にヒントを得た、という説も伝わっている。
スポット詳細
- 住所
-
滋賀県犬上郡多賀町多賀601(多賀大社前)
地図
- エリア
- 湖東・彦根エリア
- 電話番号
- 0749481430
- 時間
- 8:00-17:00(1月は延長)
- 休業日
- 年中無休
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン