びわ湖のオーパル

気分爽快！　琵琶湖の湖上でアクティビティ体験

琵琶湖の魅力に触れるなら、アウトドアスポーツアクティビティがおすすめ。海とは異なり波がおだやかなので初めての人も安心。筒状のビニールの中に入って湖上に繰り出す「ウォーターチューバー」を体験してみよう。

ウォーターチューバー

水上アクティビティや自然の体験・学習を主催する「オーパル」は、琵琶湖周辺のアクティビティ施設で最大規模を誇る。JR湖西線おごと温泉駅から南東方面へ徒歩15分ほど、各種センサーの開発で名高いオプテックスグループの本社敷地内にある。「人と自然をつなぐ」をコンセプトに、カヤック、ボードの上に立ってパドルを漕ぐSUP(Stand Up Paddleboard)、サイクリングツアーなど多彩な体験プランを実施しており、なかでも筒状のウォーターチューバーは、水に濡れることなく湖上体験ができるアクティビティとして人気を集めている。期間は毎年3月末から11月下旬まで。ウォーターチューバーは前日までの予約が必要で、体験料は道具レンタル、施設利用料等一式込みの4400円。当日はフロントでチェックインを済ませたら、ドライヤーやメイク台も用意されている男女別のロッカールームで各自着替えなどの準備をする。

フロントで検温したあと、体験料を支払ってロッカールームへ

待ち時間はリゾート感のある室内のウェイティングルームやテラスでゆったりと過ごせる

予約の時間になったらテラスに集合。インストラクターによる概要説明後、浜へ移動してウォーターチューバーに関する注意事項の説明を受ける。靴を脱いで横の穴から中に入り、ライフジャケットを装着したらいよいよ出航だ。とはいってもスタートから浜辺に戻るまで終始インストラクターがそばで見守り、アドバイスをしてくれるので心配は無用。インストラクター先導のもと、ハイハイの姿勢になってゆっくりと湖上に繰り出すと、ビニール越しにゆるやかな波の動きと水の心地よい冷たさが伝わってくる。くるくると回転する球体の中で立ち上がるのは至難の業。バランスが崩れないよう、向かい合わせで静かに立ち上がるのが成功の秘訣だ。15分間の体験時間があっという間に過ぎていく。

体験は記念撮影のサービスも付く。まずは湖上に繰り出す前にパシャッ

体験中もスタッフが写真撮影をしてくれる

1つのチューブに入れるのは2～3名。笑い転げている間にほどよい全身運動ができる

インストラクターがスマートフォンで体験中の様子を撮影し、終了後にその場で写真データをプレゼントしてくれるので、高揚感が冷めやらぬうちに体験の思い出に浸れる。敷地内にはブランコやハンモック、夏季限定で利用可能なプールやジャクージもあり、アクティビティの体験料に利用料も含まれる。また、建物内のカジュアルレストラン「アンソレイラ」では、琵琶湖を眺めながらランチや予約制のディナーを楽しめる。青い空、青い琵琶湖にいだかれて一日たっぷり遊べるおすすめスポットだ。

大きな木の枝にぶら下がったブランコから琵琶湖を一望