佐川美術館
水に浮かぶ美術館で3人の巨匠のアートを鑑賞
有名企業が生み出した美術館
トレンドを敏感にキャッチした年4回のユニークな企画展で話題を集める佐川美術館。佐川急便の創業40周年記念事業の一環として1998年(平成10)にオープンした美術館だ。アクセスはJR堅田から江若交通バスで約15分、「佐川美術館」を降りてすぐ。美術館前の「美術館通り」を1分ほど歩けば琵琶湖というすがすがしいロケーションだ。本館入り口への回廊「オープンコリドール」のかたわらには水庭が広がり、躍動感のある「蝦夷鹿」像(佐藤忠良作)が迎えてくれる。
本館で平山郁夫と佐藤忠良の作品を鑑賞
常設展は、日本画家・平山郁夫、彫刻家・佐藤忠良、陶芸家・十五代樂吉左衞門の3人の巨匠による作品が中心。「平和の祈り」をコンセプトとした平山郁夫の作品は、日本画と素描(水彩)合わせて330ほどを収蔵。このなかから年に3度ほど展示替えを行っている。キャラバンがシルクロードをゆく楼蘭遺跡三部作は、通年展示される作品。日本古来の岩絵具がキラキラと美しく光る様を、近づいて眺めたい。次は彫刻家、佐藤忠良の『ブロンズの詩』を鑑賞。全国各地の名所でも親しまれるブロンズ像は、身近なモデルを作品にしているのが特徴。ベストセラー『おおきなかぶ』をはじめ、絵本の挿絵も多く手がけてきたといい、『おおきなかぶ』のレリーフ作品も所蔵している。
樂吉左衞門館で樂焼を鑑賞
次は、50周年記念の際に増設された樂吉左衞門館へ。十五代樂吉左衞門がみずからデザインを手がけたクールな空間で、水生植物が浮かぶ水庭の下に広がる。水庭に設えたアクリルの水槽は採光のためのもの。地下の空間には時間帯によって水と光がゆらぐ自然のアートが見られ、フォトスポットになっている。こちらの展示室では前期は常設展、後期はさまざまなアーティストとのコラボ展を開催。十五代樂吉左衞門の作品でお茶をいただける茶の湯イベントも人気(2023年11月現在コロナ禍につき休止中)。樂吉左衞門館のあとは、ミュージアムショップやカフェに立ち寄るのもいい。カフェの珈琲は、京都の老舗喫茶イノダコーヒのもの。企画展に合わせたメニューもお目見えする。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県守山市水保町北川2891 地図
- エリア
- 湖南・草津エリア
- 電話番号
- 0775857800
- 時間
- 9:30-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 月(祝の場合は翌平日)、展示替等による臨時休館あり、年末年始
- 料金
-
【入館料】
[一般]1,000円
[高校生・大学生]600円
※企画展開催時は、その都度定める料金 - 駐車場
- あり(70台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、その他)
- Wi-Fi
- あり(Do SPOT)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円, 1,001-3,000円
【夜】1-1,000円, 1,001-3,000円 - 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
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※企画展開催時は、事前WEB予約制を導入している場合がございます。詳しくはHPをご覧ください。
https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 素敵な空間
- 水面に浮いているような景観はとても美しく、心癒される空間です。佐川急便株式会社 創業40周年を記念して1998年に開館したそうです。琵琶湖大橋を渡るとすぐ、という環境にも恵まれた場所だと思います。企画展は水木しげるの妖怪 百鬼夜行展-お化けたちはこうして生まれた-という、幅広い年齢層に受け入れられそうなテーマで、専用アプリもあり楽しめる仕掛けがありました。
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