うなぎパイファクトリー

その他の工場見学/実演

カフェや直売所が人気、うなぎパイ工場でおいしさの秘密に迫る

全国にその名を知られる浜松みやげ、うなぎパイの製造工場を見学することができる。うなぎパイを使ったスイーツを楽しめるカフェやお得な商品も並ぶ直売店の存在も、ここを目指す理由になっている。

うなぎパイはスタンダード、ナッツ入り、高級ブランデーを使ったV.S.O.P.、ハチミツとナッツの入ったうなぎパイミニの4種類で、それぞれにファンがいる。食べ比べてみよう} うなぎパイはスタンダード、ナッツ入り、高級ブランデーを使ったV.S.O.P.、ハチミツとナッツの入ったうなぎパイミニの4種類で、それぞれにファンがいる。食べ比べてみよう

開放的な通路を歩きながら見学する。仕込み&仕上げ工程は企業秘密のため見学できないが、ボードで流れを説明。ボードには生地作りに使われる実際の「めん棒」が利用されている} 開放的な通路を歩きながら見学する。仕込み&仕上げ工程は企業秘密のため見学できないが、ボードで流れを説明。ボードには生地作りに使われる実際の「めん棒」が利用されている

無料&気軽に工場見学できるので家族連れに人気

お菓子の新しい文化とスタイルを発信する「nicoe(ニコエ)」。「おいしい思い出がたまる場所」をコンセプトに2021年(令和3)4月にオープンした「SWEETS BANK(スイーツバンク)」。浜松はもとより、静岡県を代表し、全国にも知られるお菓子メーカーである春華堂には、お菓子をテーマにしたこれらの施設があり、多くの人で賑っている。しかしまず足を運んでおきたいのは、そのさきがけとなり、誰もが知る同社の看板商品の名を冠した「うなぎパイファクトリー」だ。最大の特徴は、実際にうなぎパイを製造している工場を見学できること。うなぎパイファンはもちろん、小さな子どもたちにとっても、工場の見学はワクワクする体験になるはずだ。見学方法は、コンシェルジュが説明しながら案内してくれる予約制のファクトリーツアーと、自分たちのペースで進むことができる予約不要の自由見学の2つ。ともに無料なので、旅の予定に合わせて選択しよう。

コンシェルジュが案内してくれるファクトリーツアーは、事前に電話での予約が必要。所要時間は約40分} コンシェルジュが案内してくれるファクトリーツアーは、事前に電話での予約が必要。所要時間は約40分

2005年(平成17)にオープン。移動販売車・うなくん号が停車するガーデンには日かげのあるベンチも用意され、休憩することができる} 2005年(平成17)にオープン。移動販売車・うなくん号が停車するガーデンには日かげのあるベンチも用意され、休憩することができる

おいしさの秘密は職人技と秘伝のタレ

受付を済ませたら、仕込み工程の説明からスタートする。驚くことに、うなぎパイの味や食感に関わるこの工程は、1961年(昭和36)の誕生以来、すべて手作業で行われているという。担当するのは経験を積み、技術を受け継いだうなぎパイ職人。日々、気温や湿度に合わせて、職人たちが微妙な調整を行うことによって、あのいつも変わらぬサクサクの食感と豊かな風味は生まれているのだ。続いては、焼き上げの工程。どんどんふくらみ、おいしそうな焼き色がついていく様子をガラス越しに見ることができる。最後に塗られる秘伝のタレの調合は、社内でも限られた人しか知らないトップシークレットだとか。2階からは検品や包装、箱詰めなどの工程を見学できる。安全性やスピードが求められる部分には多様なマシンを導入。衛生的かつ効率的にうなぎパイは完成に向かっていく。ベンチも設置されているので、気になる工程はじっくりと眺めよう。うなぎパイシアターでは、うなぎパイのキャラクター・うなくんがとっておきの秘密を紹介。うなぎの寝床をイメージした通路を抜けると、大きなうなぎパイのオブジェがあり、記念撮影の人気スポットになっている。

うなぎパイシアターでは仕込みの工程も映像で確認できる。うなぎパイ職人の師範制度についても紹介。知識や技術に加え、人間性も大切な評価基準だそう} うなぎパイシアターでは仕込みの工程も映像で確認できる。うなぎパイ職人の師範制度についても紹介。知識や技術に加え、人間性も大切な評価基準だそう

記念撮影は日付も入ったオブジェ前が定番で、順番待ちになることも。カメラやスマホを置く台も用意されている} 記念撮影は日付も入ったオブジェ前が定番で、順番待ちになることも。カメラやスマホを置く台も用意されている

うなぎパイを使ったオリジナルスイーツが好評

もしかしたら、「本当の楽しみはここから」という訪問者も多いのかもしれない。UNAGI PIE CAFE(うなぎパイカフェ)では、パフェやミルフィーユなど、うなぎパイを使ったオリジナルスイーツを提供。浜松特産のウナギやシラスを取り入れたフードメニューも好評だ。さらに直売店が併設されていることも、大きな魅力。工場直売ならではのお得な商品やここでしか買えない限定アイテムのほか、うなぎパイ以外の同社のお菓子もズラリと並ぶ。ぜひ気になるものをお土産にしよう。入り口前に停車する移動販売車・うなくん号で販売されるジェラートもおすすめ。クラッシュしたうなぎパイの食感が楽しく、甘い余韻が口に残る。時間があれば「nicoe」や「SWEETS BANK」にも足を延ばしたいところ。楽しい空間と多彩なスイーツがそろい、笑顔の時間が続くはずだ。

カフェの照明にもうなぎパイがあしらわれている。フードメニューはシラスを好きなだけトッピングできる「舞阪漁港釜揚げしらすの和風オムライス(サラダ付き)」1610円が人気} カフェの照明にもうなぎパイがあしらわれている。フードメニューはシラスを好きなだけトッピングできる「舞阪漁港釜揚げしらすの和風オムライス(サラダ付き)」1610円が人気

うなぎパイと自家製ジェラートを楽しめる「うなぎパイのミルフィーユ仕立て」825円。クリームはモンブランやレモンなど季節によって変わる} うなぎパイと自家製ジェラートを楽しめる「うなぎパイのミルフィーユ仕立て」825円。クリームはモンブランやレモンなど季節によって変わる

おすすめは大地の恵みをギュッとパイ生地で包んだ大地のパイシリーズ。JALと共同開発した紅はるか味は、作付けから収穫までをスタッフが行ったそう} おすすめは大地の恵みをギュッとパイ生地で包んだ大地のパイシリーズ。JALと共同開発した紅はるか味は、作付けから収穫までをスタッフが行ったそう

スポット詳細

住所
静岡県浜松市西区大久保町748-51 map map 地図
電話番号
0534821765
時間
10:00-17:30
休業日
火、水
料金
[入場料]無料
駐車場
あり(30台)
クレジットカード
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
可(外にあり)
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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