静岡浅間神社

神社

社殿群26棟が重要文化財に指定。「東海の日光」と呼ばれる神社

「おせんげんさん」と呼ばれ、親しまれている神社。「静岡浅間神社」として単体の神社があるわけではなく、「神部(かんべ)神社」「浅間(あさま)神社」「大歳御祖(おおとしみおや)神社」の3社の総称となっている。社殿群26棟が重要文化財に指定されている。

公共交通機関を使う場合はこの赤鳥居側から参拝しよう 公共交通機関を使う場合はこの赤鳥居側から参拝しよう

弥生時代から存在し、静岡の発展の礎に

「神部神社」は、弥生時代に生活の安全を祈願して鎮座(ちんざ)した神社で、この地方で最も古い神社。延命長寿、縁結び、除災招福の神様として信仰されている。「大歳御祖神社」は約1700年前に鎮座し、静岡市のルーツとなる「安倍の市(あべのいち)」という市が開かれるようになり、その守護神として祀られた。農・漁・工・商業等の繁栄の神様として信仰されている。「浅間神社」は、約1100年前、富士宮市にある「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」の神様・木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の分霊を祀る神社として造られた。安産、子授け、婦徳円満の神様として信仰されている。

車で参拝する場合はこちらの石鳥居の奥にある駐車場に車を停め、こちらの総門から見学しよう。総門も重要文化財に指定 車で参拝する場合はこちらの石鳥居の奥にある駐車場に車を停め、こちらの総門から見学しよう。総門も重要文化財に指定

百段階段を上がり、賤機山(しずはたやま)を登ってみよう

「百段階段」と呼ばれる階段を上がった先にある「麓山(はやま)神社」は、衣・食・住の生活を守る木之花咲耶姫命の父神様を祀る境内社。「麓山神社」のさらに奥を進み、賤機山を登っていくと静岡の市街地と富士山を一望できる絶景ビューポイントがある。ほかに、スポーツ・武道・開運の守護神を祀る「八千戈(やちほこ)神社」、医薬の神・技芸上達・知恵の神様を祀る「少彦名(すくなひこな)神社」、受験・学問の神様を祀る「玉鉾(たまぼこ)神社」が境内に鎮座する。境内の3つの本社と4つの境内社すべてを参拝すれば、たくさんのご利益にあずかれそうだ。

正面だけでなく、ぜひ横を通って本殿の美しい建物ものぞいてみよう 正面だけでなく、ぜひ横を通って本殿の美しい建物ものぞいてみよう

「八千戈神社」や「少彦名神社」は、江戸時代には仏様をお祀りしていたが、明治時代の神仏分離令により神社へと変わった 「八千戈神社」や「少彦名神社」は、江戸時代には仏様をお祀りしていたが、明治時代の神仏分離令により神社へと変わった

贅沢な総漆塗極彩色の社殿と彫刻をじっくり見学

徳川家康公が今川家の人質であった頃、「静岡浅間神社」で元服式を行ったこともあり、戦乱の世を収めたあと家康公が天下泰平を祈願して造営した社殿も存在する。一般的な神社は白木の質素な造りなのに対し、こちらの社殿は総漆塗であり彫刻は色鮮やかな極彩色で、「東海の日光」と呼ばれるほどの立派な造り。徳川家の厚い庇護を受けていたからといわれている。本殿部分は、土・日曜・祝日のみ、有料で特別参拝を行っており、1本の木から緻密に彫られた見事な彫刻を間近に見ることができる。ほかの神社にも見事な彫刻作品が多いが、木を組み合わせた寄木造りのところも少なくない。また、天気が良ければ富士山を神様として祀る「浅間神社」の本殿から富士山を望むことができる。「八千戈神社」の本殿には、『二十四孝(にじゅうしこう)』という中国の孝行話を彫刻で表現。こちらも立派な造りになっている。

大拝殿(おおはいでん)。富士山を模して2階建てだが、2階部分は神様がいる本殿より高い位置になるため、神様より高い場所に立たないようにと部屋はない 大拝殿(おおはいでん)。富士山を模して2階建てだが、2階部分は神様がいる本殿より高い位置になるため、神様より高い場所に立たないようにと部屋はない

20年かけて化粧直し。今だけの美しさを堪能

国産の漆の器は、何度も重ね塗りをして手間ひまかけて作られ、非常に高価だ。その漆の器以上に、国産の漆を重ね塗りして造られているのが、「静岡浅間神社」の社殿だ。彫刻を施した木の上に漆を塗り、金箔を押し、その上から彩色していく生彩色(いけさいしき)と呼ばれる手法。漆の器の扱いが繊細であるように、もともと漆は雨ざらしの建物に向く技法ではない。それだけ贅を尽くした建築物なのだ。現在、20年かけての化粧直しを実施中で、2020年(令和2)12月には、楼門の漆・彩色の塗り替え工事が40年ぶりに竣功した。塗立てのいちばん美しい状態を見ることができる貴重な機会となっている。

塗り替えたばかりの「神部神社」「浅間神社」の美しい楼門 塗り替えたばかりの「神部神社」「浅間神社」の美しい楼門

さまざまなお守りのほか、神社がたくさんあることから御朱印も8種類。毎月1日には特別御朱印もある さまざまなお守りのほか、神社がたくさんあることから御朱印も8種類。毎月1日には特別御朱印もある

スポット詳細

住所
静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
電話番号
0542451820
時間
7:00-18:00
[本殿参拝]10:00-15:00
休業日
無休
料金
無料
[本殿参拝]大人500円、学生400円、小学生300円
駐車場
有(90台)
クレジットカード
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 大旅行の前、旅行中の安全祈願!を兼ねて参拝す。。。
    4.0 投稿日:2021.10.20
    明日から、広島-門司-徳島-和歌山へ大旅行に出かけます。久しぶりの参拝です。神社の交通安全のステッカーを購入、車の社内に張りつけました。参拝者はまばらですが、七五三の祝いで、着物を着た女の子と若夫婦の光景が、輝いていました。
  • 駿河国の総社
    5.0 投稿日:2021.07.17
    駿府城から1kmあまり北西にあります。神部神社は、駿河国の総社として由緒のある神社です。平安時代に、浅間神社が勧請され、富士新宮として祀られています。駐車場からは最初に壮大な楼門があります。そして、この神社の見どころである楼閣造の大拝殿があります。他にも、大歳御祖社や長い石段の先にある麓山神社など、多くの神社があります。
  • 七社参りがご利益大
    5.0 投稿日:2021.03.29
    静岡市内にある大きくて由緒ある神社です。広い境内の中に七つの神社があり、その七社をお参りするとご利益も大きい様です。麓山神社へは階段を上ったチョッと小高い位置にありますが、更にそこそこ登っていくと賤機山公園(頂上)へ着き、富士山を眺めることが出来ました。

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