新美南吉の生家(渡辺家)
童話作家・新美南吉が幼き日を過ごした家
『ごんぎつね』『手袋を買いに』などの作品で知られる童話作家・新美南吉(本名:新美正八、1913(大正2)~1943年(昭和18))の生家。父・渡邉多蔵、母・りゑの次男としてこの家に生まれた。向かって右側は多蔵が営んだ畳屋、左側は下駄屋となっている。4歳で実母を亡くした南吉は、祖母の家に養子に出され新美姓となるが、寂しさに耐えられずこの家に戻ることとなった。小説『音ちゃんは豆を煮ていた』には、家から往来を眺めるのが好きな主人公が登場するが、幼き日の南吉も道行く人をよく眺めていたという。この家での生活が南吉の想像力をはぐくみ、創作の原点になったと考えられる。また、この家は童話『狐』や『小さい太郎の悲しみ』など、病と闘いながら最期の作品を執筆した場所でもある。生家の周囲には岩滑八幡社(やなべはちまんしゃ)、常福院、光蓮寺など南吉ゆかりの地や、物語の舞台となった場所が多くあるので、巡ってみるのもおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 愛知県半田市岩滑中町1-83 地図
- エリア
- 知多エリア
- 電話番号
- 0569264888
- 時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 年末年始
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(乗用車5台、バス1台)
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- ごんぎつねの作家
- ごんぎつねに代表される児童作家の生家です。近くには彼岸花の土手もあり、ごんぎつねの世界そのものです。
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- 現状保存されています
- 再現などではなく、実際の生家が現状保存されています。明治村に移築するのではなく、実際の場所にあるのは、非常に有意義です。
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- 南吉の息づかいが感じられます。
- お彼岸の時、半田口駅で降りて徒歩5分この生家に立ち寄り、更に5分で矢勝川の彼岸花を経由して新美南吉記念館へのコースです。この生家は庶民の暮らしをよく表して人の息遣いが感じます。畳屋と下駄屋を営みその地下には台所と風呂があります。このような環境にあったので、南吉の世界が形ずったと思われます。
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