恋路ヶ浜
「恋人の聖地」として認定された、美しく白い砂浜
渥美半島の先端に広がる「伊良湖岬(いらごみさき)」の、太平洋沿いに約1kmにわたって続く「恋路ヶ浜」。太平洋や三河湾、伊勢湾、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった神島(かみしま)などを一望できるロケーションと、長年の荒波によって削られ湾曲した形、美しい白い砂が特徴だ。また、島崎藤村の抒情詩『椰子の実』の舞台となったことでも知られ、その昔、高貴な身分の大序が許されぬ恋に落ち、都を追放されてこの地に逃れてきたという伝説も残る。それが由縁で、2006年(平成18)、徒歩10分ほどの距離にある「伊良湖岬灯台」とともに「恋人の聖地」として認定。記念して設置されたモニュメント「幸せの鐘」があり、美しい砂浜と太平洋を眺めながら思いを込めて鐘を鳴らすカップルも多数。太陽が水平線に沈み、海と空が赤く染まる夕暮れどきに訪れるのもおすすめだ。
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情報提供: ナビタイムジャパン