日間賀島
美しいビーチやタコ料理で島の豊かな自然とグルメを満喫
師崎港から日間賀島の東港まで約10分
知多半島の河和(こうわ)港と師崎港、渥美半島の伊良湖(いらご)フェリーターミナルから、それぞれ高速船の便が出ている日間賀島。乗船時間は師崎港からがいちばん短く、篠島を経由しない便なら、約10分で日間賀島の東港に到着する。船着き場を出てすぐの交差点では、大きなタコのモニュメント「がっしー」がお出迎え。多くの人がここで記念写真を撮っていく。なお、交差点には島内でただひとつの信号が。島の小学生は、ここで信号について学ぶのだという。
島の東西にきれいなビーチが広がる
「がっしー」のモニュメントから東に向かうと、すぐに広々とした海岸が見えてくる。ここは、日の出の時間に見事な朝日が見られる「サンライズビーチ」。天気の良い日には、隣の佐久島や、南東に広がる渥美半島の姿がくっきりと見える。ベンチやテーブルが並んでいるので、ここで風景を眺めながら休憩するのもいいだろう。なお、島の反対側にある西港の横には、夕日を見られる「サンセットビーチ」も。飲食店や土産ショップは、西港周辺のほうが充実している。夏に海水浴を楽しみたい人は、比較的静かでのんびりとした「サンライズビーチ」にするか、賑やかで食事にも便利な「サンセットビーチ」にするか、それぞれの好みに応じて使い分けよう。
日間賀島の歴史に触れられる資料館
日間賀島では弥生時代の貝塚と住居跡や古墳時代の須恵器などが見つかっており、古くから人々が生活を営んできた島であることがわかっている。すでに古墳時代には、ほかの島の追随を許さないほどの漁業技術が発達していたという。そうした日間賀島の歴史に触れてみたいなら、「サンライズビーチ」から徒歩10分のところにある「日間賀島資料館」に足を運びたい。遺跡から発掘されたさまざまな出土品のほか、昔のサメ漁やタコ漁で使用されていた漁具なども数多く展示されている。
タコ茹でなど名物のタコ料理を堪能
日間賀島周辺の海は昔から魚介類の宝庫。特に獲れたてのおいしいタコとフグを味わえる島として知られている。フグは冬の間だけだが、タコは一年を通して、名物のタコ茹でや刺身、唐揚げ、タコしゃぶなど、さまざまな料理を楽しむことができる。なお、「サンライズビーチ」の近くには、空と海の絶景を楽しめる「恋人ブランコ」も。さらに時間に余裕のある人は、日間賀島の前に篠島に発着する高速船を選び、先に篠島巡りを楽しんだり、師崎港から車で20分ほどの「南知多グリーンバレイ」や「南知多ビーチランド」に足を延ばしてみたりするのもいいだろう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン