山梨県立博物館

博物館/科学館

展示室の演出が秀逸な体験型ミュージアム

山梨県の旧国名である「かい(甲斐)」と「ミュージアム」を組み合わせて名づけられた「かいじあむ」。ジオラマなど工夫を凝らした展示で、山梨県の歴史や自然、文化を楽しく学ぶことができる。

ジオラマを配した展示室} ジオラマを配した展示室

史跡の多いエリアに建てられた博物館

JR石和温泉駅から車で10分ほど、6万5000㎡の広大な敷地内に、山梨県立博物館がある。古代甲斐国の政治の中心「国衙(こくが。中央政府から派遣された国司が政務を執った役所)」があったとされる地域に建てられ、周辺に点在する史跡や寺社ともに、山梨の歴史、文化、風土を伝えている。平屋建てで、フラットな展示空間を自由に行き来できるのも、特徴のひとつ。世代を超えて交流を深める場としても活用され、さまざまな企画展示、イベントが行われている。

平屋建て、バリアフリーで、誰もがストレスなく見学できる造り} 平屋建て、バリアフリーで、誰もがストレスなく見学できる造り

山梨の地形を象徴的に表した中庭「余白の台座」} 山梨の地形を象徴的に表した中庭「余白の台座」

映像や音を駆使した展示方法

山梨県の歴史と文化を学び、国内外に発信する場として、2005年(平成17)に開館。「山梨の自然と人」を基本テーマに、原始時代から現代まで、膨大かつ多彩な資料が常設展示されている。U字型の壁を山に見立て、山々に囲まれた山梨の地形を象徴的に表すなど、展示方法にもこだわりがたっぷり。U字型壁面はスクリーンにもなり、映像と音による解説で理解を深めることができる。地形的特徴と最も関わりの深い「水に取り組む」を中心としたテーマ別展示となっており、記された番号順にまわると、おおむね時代に沿って見学できる。

高精細の衛星写真と立体パネルで山梨の地形を表した「山梨の舞台」} 高精細の衛星写真と立体パネルで山梨の地形を表した「山梨の舞台」

山に見立てたU字型壁面に映像が浮かび上がる} 山に見立てたU字型壁面に映像が浮かび上がる

ジオラマで江戸時代にタイムスリップ

山梨県立博物館の常設展のなかでも大人気なのが、精密に制作されたジオラマ展示。江戸時代の山梨を再現したもので、庶民の暮らし、農作業の様子、城下町の賑わいなどが細やかに描かれている。20分ごとに展示室が暗くなると、提灯や行灯が夜の街を照らす様子も必見だ。博物館見学のあとは、屋外エリアへ。江戸時代までに日本にやって来た、山梨ゆかりの草木が約4万本植えられている。「古代の畠」と名づけられた畑もあり、地域特産の果樹や作物が栽培されている。

「突き上げ屋根」を持つ典型的な養蚕農家の家もジオラマで} 「突き上げ屋根」を持つ典型的な養蚕農家の家もジオラマで

「古代の畠」で採れた種が博物館で無料配布されることもある} 「古代の畠」で採れた種が博物館で無料配布されることもある

スポット詳細

住所
山梨県笛吹市御坂町成田1501-1 map map 地図
電話番号
0552612631
時間
9:00-17:00(入館は16:30まで)
休業日
火(祝の場合は翌日)
料金
[常設展示観覧料]一般520円、大学生220円、高校生以下無料
駐車場
あり(乗用車180台、バス8台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(Yamanashi_Free_WiFi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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