ルミエール ワイナリー
ワイン醸造の歴史遺産をもつ老舗ワイナリー
ルミエールはフランス語で「光」を意味する。「光」と名づけられたワインもある
日本のワイン造りの伝統と歴史を語り継いで
ルミエールワイナリーのある笛吹市は、甲州市、山梨市とともに山梨県峡東(きょうとう)地域を構成している。60を超えるワイナリーが集まる日本一のワイン生産地で、一面のブドウ畑が織りなす風景は、日本遺産に認定されている。なかでもルミエールワイナリーは、130年以上この地でワイン造りを続けてきた、歴史ある醸造所のひとつ。ブドウ栽培に適した土壌条件を生かし、できるだけ自然に近い環境で、味わい深いワインを生産している。
ワインショップでは2000円台の手頃なワインから高級ヴィンテージものまで幅広くそろえている
おいしいワインを造るために良いブドウを育てる
1885年(明治18)、西洋の「葡萄酒」にいち早く着目して醸造所を開いたのが、ルミエールワイナリーの始まり。以来、「本物のワインを造るには本物のブドウを育てること」という教えを信条として、ブドウごとの個性を生かした、クオリティの高いワインを造り続けている。水をいっさい使わずに造るワインの味は、7割がブドウで決まるという。ワイナリーの正面に広がるブドウ畑では、「甲州」、「マスカット・ベーリーA」といった日本の品種だけでなく、「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」などヨーロッパの品種も栽培され、30種類以上のワインが造られている。
赤ワイン用の品種「プチ・ヴェルド」。最初は緑色の実が次第に赤く色づいてくる
ワインの製法から醸造の歴史まで学べる見学ツアー
ルミエールワイナリーでは、製造工程の説明を受けながら、ブドウ畑や地下セラーを回る見学ツアーを実施している(要予約)。なかでも見逃せないのが、国の登録有形文化財に認定されている「石蔵発酵槽(いしぐらはっこうそう)」だ。耐酸性に優れた花崗岩を積み上げて造られたもので、ステンレスタンクがなかった時代、大量のワインを醸造する槽として重要な役割を果たしていた。1基のみ現在も使われており、ここで醸造されたワインは「石蔵和飲(いしぐらわいん)」の名で販売されている。ツアーのあとは、ショップの一角にあるテイスティングマシン(有料)で、気になるワインの味を確かめてみては?
登録有形文化財、日本遺産の構成要素に認定されている石蔵発酵槽
スポット詳細
- 住所
- 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
- エリア
- 勝沼・石和温泉エリア
- 電話番号
- 0553470207
- 時間
- 9:30-17:30
- 休業日
- 年末年始
- 駐車場
- あり(17台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、iD、WAON、楽天Edy、PayPay、LINE Pay、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 不可(屋外に喫煙所あり)
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン