フェザーミュージアム
世界的メーカーが運営する刃物の総合博物館
フェザーの歴史を俯瞰できる展示
岐阜県関市は700年以上の歴史を有する刃物の町。フェザーの前身となる関安全剃刃製造合資会社は、1932年(昭和7)にここ関市で創業し、日本企業初となる安全剃刀の製造を開始した。現在でも関市と美濃市に生産の拠点を置いている。1階の「フェザー・ヒストリー」のコーナーでは、過去から最新まで歴代の製品を時代順に並べて展示。また、新聞広告やTVCM、最新のYouTube動画まで広告物がずらりと並んだ展示も。いずれも時代や世相を色濃く映しており、世代によっては懐かしさを感じられるはず。
「切る」について深く考える
2階は「切る」という行為を、あらゆる視点から紹介する展示が多数。まずはカミソリの替刃のみで造られた壁一面の「カミソリウォール」が迎えてくれる。少し離れた位置から見ると、カミソリの絵柄が浮かび上がることに驚かされる。次に目にするのは視界いっぱいに広がるスクリーンに映し出される、「切る」シーンの映像。ひと口に「切る」といっても、「押して切る、はさんで切る、けずり切る」など、さまざまな「切る」があることに気づかされる。これらの原理や仕組みを安全に学べるコーナーもあり、「切れる仕組み」を体感できる。
刃物の歴史を伝える総合博物館
続いては人の命や生活を守る精密刃物の展示。フェザーは精密な刃物加工技術を生かして医療用刃物の生産も行っており、トップシェアを誇っている。ふだんなかなか目にすることのできない、メスなどの刃物をガラス越しに見ることができる。刃物の歴史がわかる1万点以上の収蔵物を一堂に展示する「収蔵展示」は、後半のハイライト。ヨーロッパの理容器具や昔のカミソリなどが整然と展示されている。パネルにタッチすれば、展示品に関する詳細な解説を見ることが可能。また、刃物だけでなく理容店で使われていた椅子なども並ぶ。
周辺施設にも訪れ刃物の町・関を満喫
エントランス付近には、ここでしか手に入らないグッズなどを取りそろえたミュージアムショップが。また、自分の動きにあわせて、壁の絵がどんどん切れていくアトラクションも子どもたちに大人気。入館無料でありながら展示が充実しており、見学し終えたあとは充足感がある。ミュージアムのすぐ近くには包丁などを展示販売する岐阜関刃物会館などがある「せきてらす」や、古来より関に伝わる匠の技を紹介する「関鍛冶伝承館」などがある。フェザーミュージアムとあわせて訪れるのがおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 岐阜県関市日ノ出町1-17 地図
- エリア
- 中濃エリア
- 電話番号
- 0575221923
- 時間
- 9:30-16:00(最終入館時間)
- 休業日
- 火、夏期休暇、年末年始
- 料金
- [入館料]無料
- 駐車場
- あり(10台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、PayPay、楽天ペイ、メルPAY、d払い、auPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(映像に英語字幕あり)
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 気軽に立ち寄れる
- 夏季休暇時は閉館しているので中々、行けなかったが下調べして行きました。入館無料とは思えないくらいの規模で見応えがありました。カミソリと言うと最近はシック、ジレットに行きがちだがフェザー使って見ようと思いました。
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- フェザーのミュージアム
- 安全剃刀のフェザーが日本の会社だとは知りませんでした。しかも関市にあったとはびっくりです。ミュージアムショップも併設されていて面白かったです。
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- 無料のおしゃれな博物館
- 無料であまり混んでいないです。おしゃれな建物です。伊勢志摩サミットで使用されたサムライ?カミソリみたいなものも売ってます。気軽に立ち寄れる感じです。
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