宇津江四十八滝(宇津江四十八滝県立自然公園)
いくつもの滝を巡る。森林浴で心身ともに癒やされる
高山の自然がつくり出した造形美を堪能
大蛇が龍となり、天に上り滝を残したという言い伝えが残る宇津江四十八滝。標高1200mの滝上川から枝分かれして、無数の滝を形成している。13の滝それぞれの滝つぼでは豪快に落ちていく水と音が耳に届き、水煙を上げて落下する様子は、秘境感たっぷりだ。コース自体は歩きやすく整備されているが、ハイキングを想定した服装を忘れずに向かいたい。近隣にはキャンプ場も完備しており、大自然のなかで森林浴を楽しむのに最適なスポットになっている。
大小異なる13の滝巡りへ
宇津江四十八滝は「全国自然100選地」「岐阜県名水50選地」に選定されるほどの景勝地だ。「四十八」の名が付くものの、実際にある滝は魚返滝(うおがえりだき)から始まり、最後となる上平滝(かみひらたき)まで、全部で13となっている。高さ18.8mと最も大きい王滝や太陽光が瑠璃色に輝いて見える瑠璃滝など、どの滝も高さ、幅が異なっていて見飽きることがない。40~60分ほどで13の滝を巡るプチハイキングコースの道中には、いくつもの渓谷、そして展望台が出現。最終的には四十八滝高原に到着できる。
自然林の地形を生かした山野草花園で癒やされる
宇津江四十八滝がある県立自然公園には、もう1つの見どころ「花の森・四十八滝山野草花園」があり、こちらも気軽なハイキングにぴったり。シラカバ、ナラ、杉が自生している森林を歩けば、クリンソウやササユリ、アジサイといった植物や花々が出迎えてくれる。花の見頃は種類によって異なるため、出かける際は開花状況を確認しておくといいだろう。ほかに宇津江四十八滝のふもとには日帰り入浴ができる「しぶきの湯 遊湯館」もあり、歩き疲れたあとはアルカリ性単純温泉の天然温泉で疲れをリフレッシュしたい。なお、滝つぼを歩くコースのみ冬季は入場ができないので注意が必要だ。
ハイキングを楽しんだあとは、飛騨古川の観光を満喫
「県立自然公園 宇津江四十八滝」から車を20分ほど走らせると、飛騨古川の町並みに向かうことができる。地元産の蕎麦を味わったり、飛騨古川の定番スポット「瀬戸川と白壁土蔵街」に向かい、ゆったりとした川の流れを眺めながら散策をするのもいい。また飛騨古川の祭り文化を学べる「飛騨古川まつり会館」へ訪れるのもおすすめ。周辺のスポットをじっくりとまわりたいなら、1泊2日以上の宿泊をすると旅のプランが組みやすいだろう。
スポット詳細
- 住所
- 岐阜県高山市国府町宇津江 地図
- エリア
- 高山エリア
- 電話番号
- 0577723948
- 時間
- 施設により異なる
- 休業日
- 施設により異なる
- 料金
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【入園料(清掃協力費)】
[大人]200円
[小学生]100円
※園内各施設は別途料金が発生する場合がございます。 - 駐車場
- あり(150台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(指定場所のみ可)
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- なかなかいい
- 天気が悪く、紅葉も少し過ぎていましたが、なかなか良かったです。入り口の紅葉が落葉もあって素晴らしく綺麗でした。
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- きれいな滝見て免疫力高めました。
- 時節柄人が少なかったこともあって滝の素晴らしさを満喫できました。滝の一つ一つが美しくて見ていて飽きません。往復2時間くらいのハイキングでちょっとした山登りになりますが、行く価値は充分にあります。入口でチケット買うことを忘れずに。季節ごとに風景が変わると思いますので、いつ行っても楽しめると思います。
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- 猪臥山ウォーキング
- 猪臥山の山腹に連なる滝で、標高760mの魚返滝から標高900mの上平滝まで大小13の滝を巡ります。距離は880mで往復には写真を撮りながらで1時間程度掛かりました。雨上がりなど下が濡れていると滑りやすいかもしれませんが、乾いていれば特に危なく感じることなくひと回りできます。
TripAdvisorクチコミ評価
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