清水屋資料館
貴重な遺品展示を通して、島崎藤村のありし日に思いを馳せる
岐阜県中津川市の馬籠宿は、江戸の日本橋から京都の三条大橋までをつなぐ中山道の宿場のひとつ。木曽11宿のなかでは最南端に位置する馬籠宿だが、現在は石畳の敷かれた坂にノスタルジックなカフェや雑貨屋、資料館が立ち並ぶ宿場町として、多くの観光客が足を運ぶ。その情緒あふれる町並みにたたずむ「清水屋資料館」は、かつて馬籠宿の役人を代々受け継いできた一族の家を利用した建物。8代目にあたる原一平(はらいっぺい)氏は小説家で、詩人・島崎藤村と親しい間柄だったそう。島崎の小説『嵐』に登場した「森さん」は、原氏であるといわれている。そのため、資料館には島崎直筆の『これより北 木曽路』の原本や、島崎が送った手紙などが残されている。江戸時代に作られた陶磁器や輪島の漆器といった、貴重な遺品を見ることも可能。1階受付スペースには囲炉裏が切られており、当時の雰囲気を感じられる風情たっぷりの空間だ。馬籠に訪れた際には、文豪や宿場の歴史に触れてみるのもいいだろう。
スポット詳細
- 住所
- 岐阜県中津川市馬籠4284 地図
- エリア
- 東農エリア
- 電話番号
- 0573692558
- 時間
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[4-11月]8:00-17:00
[12-3月]8:30-16:30 - 休業日
- 不定休
- 料金
- [利用料]大人300円、小・中学生100円
- 駐車場
-
なし
※近隣に市営駐車場あり - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
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【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- こちらも2階が資料館です
- 石畳の坂道が続く馬籠宿の下の方、つまり南側に、清水屋資料館がありました。いかにも江戸時代という建物で、入り口横には説明書きがあって、2階が資料館になっていました。 この清水屋は、代々馬籠宿役人で、島崎家と親交が深かったそうです。ですから、島崎藤村の書簡や写真などが展示されていました。さらに、宿場町ならではの品々も数多く展示されていて、当時の馬籠宿の生活が垣間見れました。
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- 島崎藤村関連の資料などが展示されていました
- 馬籠宿の一番上(北側)にある展望台から宿場町を下(南側)に向かいました。古い町並みの中央より下のあたりの左手にあったのが、清水屋資料館です。 この古い建物の正面の壁には、「木曽馬籠 清水屋資料館」と書かれた説明書きがありました。それによると、この清水屋は島崎藤村の作品「嵐」にでてくる「森さん」こと原一平の家なんだそうです。 建物の2階が資料館です。この馬籠で生まれ育った島崎藤村の書簡や掛軸...
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- 『夜明け前』を読んで行こう
- 島崎藤村の『夜明け前』を読んで行くと、この資料館の価値がよ-くわかります。が、そうした興味がない方には「?」かもしれません。
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