芸妓検番「花館」
片山津温泉の華やかな芸妓文化を今に伝える
昭和40年代、高度経済成長を背景におもに関西方面から多くの団体客を迎え、片山津温泉ではおよそ400人の芸妓が活躍していたという。時代の移ろいとともにその姿は消えてしまったが、往時の賑わいを伝える場所が街角に残されている。1920年(大正9)に建てられた芸妓検番「花館(はなやかた)」である。検番とは芸妓の斡旋(あっせん)や管理などを行う事務所のことで、芸妓の稽古場としても使用された。あでやかな紅殻(べんがら)塗りの格子戸をくぐると、天井には芸妓の源氏名を入れた提灯がずらり。2階にはかつてダンスホールとしても使われた60畳の大ホールがあり、華やかな大正期のまま時が止まっているかのようだ。さまざまな展示を見学したあとは、片山津ならではの体験「晶子染め」にも挑戦したい。源泉と柴山潟の湖底土を用いた泥染めで、歌人・与謝野晶子がこの地で詠んだ「風起り うす紫の波うごく 春の初めの片山津かな」の歌にちなんで名付けられたという。薄紫色に染まった生地が柴山潟の穏やかな湖面を思わせ、旅の印象を深めてくれる。
スポット詳細
- 住所
- 石川県加賀市片山津温泉モ2-2 地図
- エリア
- 加賀市エリア
- 電話番号
- 0761747778
- 時間
- 10:00-15:00
- 休業日
- 施設により異なる
- 料金
-
[入場料]無料
※体験料は別途 - 駐車場
- あり(5台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円, 1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-120分
- 車椅子での入店
- 可(段差あり ※お手伝いします、階段昇降機あり)
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
-
- 片山津温泉インフォメーションセンターの向いに
- 1920年に建てられた片山津温泉の芸妓の練習の場だった建物です。べんがら格子が美しく大正ロマンが感じられる施設です。館内では、「豆腐づくり体験」や「晶子染め体験」や「水引体験」ができます。現在、寄席やイベントブ会場として使われたりしているそうです。芸妓さんの源氏名が入った稲荷提灯や芸妓札などが展示されています。
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