道の駅 マリンドリーム能生
ベニズワイガニを食べて、買って、送っちゃおう
カニを食べるなら能生の道の駅へ
日本海に面した「かに屋横丁道の駅マリンドリーム能生」は、レストラン、食事処や鮮魚センター、土産物店、アスレチック広場、そしてカニ専門の販売店「かにや横丁」をそろえた道の駅。北陸自動車道の建設で発生した残土を利用して、1989年(平成元)に能生町観光物産センター「マリンドリーム能生」として開業し、1993年(平成5)に道の駅に登録された。レストランや食事処が入るのは2階建ての本館で、かに汁定食、刺身定食、海鮮丼、寿司などの海鮮系から、かつカレー、ラーメン、焼きそば、ポテトフライ、ソフトクリームなどのファストフードまで、バリエーションにあふれた食事をとることができる。「あんこう祭り」や「浜汁まつり」など海産物を扱ったイベントも年に何度か開催され、家族連れで賑わっている。
迫力満点のカニラーメンを食べる
本館1階にあるレストラン「リーフキッチン」は、ベニズワイガニと糸魚川名産の南蛮生エビをふんだんに使ったメニューがたくさん。人気料理のひとつ「カニラーメン」は大きなどんぶりにほぼ丸ごと一杯ベニズワイガニが入っている。まずは殻付きの足の棒身をしゃぶって、爪を食べて、ほぐし身のたくさん載ったスープをすすると、ああシアワセ、ほっぺたが落ちそうだ。ラーメンのスープには添加物をいっさい使わず、茹でたてのベニズワイガニを盛っているという(1、2月の禁漁期を除く)。レモンの上にカニ味噌を載せているので、それをスープに少しずつ溶かしながら食べるとさらにコクが増す。糸魚川市は海岸から急に深くなる海底地形をもち、ベニズワイガニはその深部に生息する。豊かな自然が生み出した「カニラーメン」をじっくり味わおう。
カニ色に染まる「かにや横丁」でカニづくし
能生漁港で穫れた新鮮なベニズワイガニを選んで買って、その場で食べられる日本海側最大級のベニズワイガニの直売所。それが「かにや横丁」だ。8軒の直売所が並び、競い合うように買い物客たちに声をかけているのは妙齢の女性たち。どれも「海富丸」「宝寿丸」「誠栄丸」「伝宝丸」など漁船を思わせる店名で、たいへんな活気がある。それぞれの店の前には簡易テーブルとイスが置かれ、そこで茹で上げたばかりのカニを食べてもオーケー。ひとり2杯食べる人も少なくないとか。天気のよい日や祝日は家族連れやグループで順番待ちができるほどだ。ベニズワイガニは、大きさなどによって800円ぐらいから売られている。宅配便でその場から各地へ送ることもできる。店員と会話が弾めばサービスしてくれるかも。ぜひカニのことをいろいろたずねてみよう。
カニのほか、糸魚川の地酒、土産物も豊富にそろう
土産のおすすめはなんといってもベニズワイガニだが、糸魚川は日本酒ファンなら知っている「地酒の町」でもある。「地酒ショップ丸富物産」には、「糸魚川五蔵」と呼ばれる各醸造元の代表銘柄、「根知男山」「加賀の井」「謙信」「月不見の池」「雪鶴」をはじめ、大吟醸から本醸造まで、個性豊かな地酒がそろっている。ほかにヒスイや米、陶芸作品なども。道の駅までは、北陸自動車道の能生IC、えちごときめき鉄道の能生駅より車で5分と立ち寄りやすく、465台分の無料駐車場も備えられている。また、アスレチック広場の隣の海に繋留されている「海の資料館 越山丸(えつざんまる)」は能生地域にある新潟県立海洋高等学校(旧県立能生水産高等学校)の実習船として1995年(平成7)まで活躍していた船。現在、乗船は不可だが外から見学することができる。
スポット詳細
- 住所
- 新潟県糸魚川市能生小泊3596-2 地図
- エリア
- 妙高・上越エリア
- 電話番号
- 0255663456
- 時間
- 施設により異なる
- 駐車場
- あり(465台)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン