阿仏房妙宣寺
新潟県唯一の五重塔が残る日蓮ゆかりの名刹
両津港から車で30分、佐渡配流の日蓮に仕えた遠藤為盛が、妻の千日尼と共に自宅を寺として開いたのが始まりと伝わる、日蓮宗佐渡三本山のひとつ。境内にある五重塔は江戸時代の文政8年(1825)に建立された県内唯一のもので、国の重要文化財に指定されている。また、三巻からなる「日蓮聖人筆書状」や、直江兼続が奉納したと伝えられる槍の穂先などが保存されている。
新潟県唯一の五重塔が残る日蓮ゆかりの名刹