山形美術館
山形を代表する美術館で芸術に触れるひとときを
山形ゆかりの作品やフランス絵画に触れる
山形駅から徒歩約15分、無料の専用駐車場もあり車でのアクセスも便利な場所にある。目に入るのが、木々に囲まれて立つ、存在感のある多層民家風の建物。美術館の1階は受付と常設展示、そしてショップやカフェがある。2、3階は企画展示用のスペースとなっている。展示は日本美術、郷土美術、フランス近代美術が3本柱で江戸から明治にかけての日本美術は、江戸時代に紅花商人として栄えた丸山(まるやま)と丸谷(まるたに)2つの長谷川家から寄贈されたものだ。重要文化財の与謝蕪村「奥の細道図屏風」や、県の指定有形文化財の松尾芭蕉「出羽三山短冊」など山形県にゆかりのある作品も多い。
日本美術をはじめフランス近代絵画など、幅広い作品を鑑賞できる
山形美術館1階にある喫茶室。鑑賞後の余韻とともにカフェタイムを
山形の美術文化振興を支える存在として
山形美術館は、当時の山形新聞・山形放送社長の服部敬雄(はっとりよしお)氏が中心となって財団法人を設立し 、「公立美術館より一段と幅広い県民の美術館」という理念のもと1964年(昭和39)8月に開館した。その後1985年(昭和60)には現在の建物が新たに完成し、山形県の美術文化振興と県民の生涯学習の一翼を担う美術館としてさまざまな取り組みを行っている。県内最大の公募展である山形県総合美術展はその代表だ。日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門で作品を一般公募し、さらにこども県展を併催するなど、地域の幅広い県民の創造活動の発表の場として親しまれている。
周辺は見どころ満載
山形美術館は山形城址の公園「霞城公園」に隣接しており、美術鑑賞を楽しんだあとにゆっくりと公園内を散策すれば、よりリフレッシュできるだろう。また、少し足を延ばして山形県を代表する近代建築「文翔館」で山形の歴史に浸りつつ、館内のカフェ「HongmiFull (ほんみふる)」で過ごすのも良いだろう。山形県産のフルーツを使ったドリンクやスイーツが揃う。お土産を買うなら「山形まるごと館 紅の蔵(べにのくら)」がおすすめ。日本酒の試飲もできるこの歴史ある建物を利用したショップでは日本酒の試飲もできる。どの場所も山形駅から徒歩圏内だが、春から秋にかけてはレンタサイクルを使うのも便利。山形駅の観光案内所や主要なホテルでは、冬季を除いて無料でレンタサイクルを貸し出している。
スポット詳細
- 住所
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山形県山形市大手町1-63
地図
- エリア
- 村山エリア
- 電話番号
- 0236223090
- 時間
- 10:00-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
-
月(祝の場合は翌平日)、12/28-1/3
※展示替えなどによる臨時休館あり - 料金
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[常設展]一般800円、高大生400円、小中生200円
※展覧会によって料金は異なる - 駐車場
- あり(30台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 吉野石膏コレクション見応えあり
- お花見がてら霞城公園を訪れた際に、なんの前情報も無く入館したが、ちょうど「フランス近代絵画を旅する 第I期:印象派の光 」として吉野石膏コレクション...
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- 素晴らしいコレクション
- 印象派のコレクションが地方とは思えないほど素晴らしいのは吉野コレクションが展示されているせいであった。更に国立から松方コレクションが来ていて充実度が半端ではなかった。ゆっくり観賞したかったがが、時節柄長居は無用と椅子等の設置がなかったのが残念であった。
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- フランス近代絵画
- 山形駅から徒歩10分ほど。山形城跡の二ノ丸東大手門近くに立地している。日本画や地元出身の彫刻家の作品の他、フランス近代絵画が充実している。訪館した時は「フランス近代絵画の精華」という企画展(入館料800円)が行われており、所蔵品の中からコロー、ミレー、モネ、ルノワールなどの作品がテーマに沿って展示されていた。なお、館内は撮影禁止である。
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