仙台朝市
新鮮な野菜や果物が集まる仙台市民の台所
仙台駅から歩いてすぐ! さまざまな食材がそろう市場
仙台朝市は駅前に建つビル群の谷間にあり、通りには青果店や鮮魚店、精肉店、ベーカリーなど70店舗近くがひしめき合う。プロの料理人が仕入れに訪れるのはもちろんのこと、観光客が朝ごはんを食べに立ち寄る姿も見られる。コロナ禍以前は、近県はもとより、ローカル感を楽しみに海外からの観光客が増加。地域ならではの食文化に触れられる場所として仙台旅のプランに組み込む人が多い。
戦後から現在まで仙台の食を支える仙台朝市
仙台朝市の歴史は1945年(昭和20)から始まる。仙台空襲により一面焼け野原となった場所に立ち並んだ露天の青空市場が起源。戦後の混乱と絶望のなか、なんとか立ち上がろうとした人々の生活を支える大切な場となった。その後、日本は高度経済成長期に入り、仙台駅前も開発が進んだが、朝市は残り続け1985年(昭和60)に「仙台朝市通り商店街連合会」を発足。1992年(平成4)には「仙台朝市商店街振興組合」へ発展していった。
震災からいち早く復興、市民に安心を与えた
2011年(平成23)3月11日に起きた東日本大震災時には、大きな被害があったにも関わらず、被災してから数日で多くの店が軒先に商品を並べて営業。普段の活気とは違うものの、ライフラインが途絶えて不安を抱えた仙台市民に大きな安心感を与えた。震災後、数年間は外国人旅行者は減少したが、被災地の復興が進むにつれて増加。身振り手振りを交えながら店の従業員と会話も楽しめるとあって、団体バスが乗り入れるほどまでになった。
宮城ならではの食材を市場価格で購入
「朝市」という名称ではあるが、夕方まで営業している店も多いのも特徴のひとつ。仕事や観光の帰りに立ち寄ることもでき、終日威勢の良い掛け声が場内に響いている。約100mの通りに並ぶのは、春は仙台いちご、銀鮭、夏は仙台長ナス、ホヤ、秋は天然メバチマグロ・ひがしもの、金華サバ、冬はナメタガレイ、牡蠣など季節によって変わる宮城ならではの特産品。そのどれもが新鮮で手頃な価格なのだから驚いてしまう。店によっては配送もできるので、お土産にもぴったりだ。その土地でしか出合えない「食」を体験することは旅の醍醐味のひとつ。朝市に立ち寄って、仙台旅を満喫しよう。
スポット詳細
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区中央3-8-5 地図
- エリア
- 仙台市中心部エリア
- 電話番号
- 0222627173
- 時間
- 8:00-17:00(店舗により異なる)
- 休業日
- 日、祝、年始、お盆(店舗により異なる)
- 駐車場
- あり(契約駐車場)
- クレジットカード
- 店舗により異なる
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 店舗により異なる
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円, 1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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アクセス
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