塔のへつり
100万年以上かけて自然がつくった断崖のアート岩
会津鉄道の塔のヘつり駅から徒歩5分。車なら湯野上温泉から10分ほどで到着する「塔の岪(とうのへつり)」は国の天然記念物指定の景勝地。地元の言葉で「川に沿った断崖」を意味する「へつり」が塔のようにせり出して、鷲、象、烏帽子などの形に見えることから名づけられている。これらの奇岩は、100万年以上前の凝灰岩が河底の地層の地盤隆起にともない、風雨にさらされ、やわらかい部分がへこみ、硬い部分がひさしのように張り出し、さらには縦の方向へも浸食が進んだため何層にもなって現在見られる塔状の形になったという。搭状の奇岩は全部で10塔。対岸に行くには緑色に見える大川に架かる吊り橋を渡っていく。断崖下の洞窟に祀られた虚空蔵菩薩は807年(大同2)創建と伝えられ、歴史を感じさせる。帰りには入り口横の土産ショップに立ち寄りたい。猫が好きなまたたびの木など珍しい土産物が見つかりそう。冬期は安全のため吊り橋は通行止めになる。
スポット詳細
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林 地図
- エリア
- 大内宿・南会津エリア
- 駐車場
-
あり
※各店舗にて運営のため料金に差異あり - Wi-Fi
- なし
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン