千葉神社

神社

絶大なる霊力をもつ北極星の神、妙見様の総本宮

天の中心である北極星の御神霊「北辰妙見尊星王(妙見様)」を主祭神とする、1000年(長保2)開創の神社。すべての方角を司る星の神様の力を求め、厄除開運・八方除を願い、日本全国から人々が訪れている。

日本初の重層社殿をもつ神社} 日本初の重層社殿をもつ神社

厄除開運と八方除の神徳をもつ妙見様

千葉神社の主祭神・北辰妙見尊星王は不動の星である北極星と北斗七星(北辰)の神様であり、妙見様として古くから人々の信仰を集めてきた。人の運命や全方位を守護・掌握する星王であることから、悪い星を除き善い星へと導く「厄除開運」のご利益が強いという。また方位・方角に関わる移動や転居、建築、車の運転などの災いを避けるための「八方除」のご利益も強いため、全国から参拝客が集まる。千葉神社で最も大きなお祭りが、夏の例祭「妙見大祭」で1127年(大治2)に始まって以来、一度も途切れることなく続けられている。祭りは北斗七星の7つの星一つひとつに願いをかけることから、8月16日から22日までの7日間開催される。この期間の願い事は必ず達成されるという言い伝えがある重要なお祭りだ。

楼門と社殿の複合建築物「尊星殿(そんじょうでん)」は、日本唯一の楼門型分霊社} 楼門と社殿の複合建築物「尊星殿(そんじょうでん)」は、日本唯一の楼門型分霊社

自分の運命星を選ぶ9種類のお守り「九星光輝守」と、日・月・星の千葉神社の神紋「三光紋」が刺繍された「厄除開運身代守」} 自分の運命星を選ぶ9種類のお守り「九星光輝守」と、日・月・星の千葉神社の神紋「三光紋」が刺繍された「厄除開運身代守」

空襲による被災と重層社殿の建築

千葉神社は1945年(昭和20)7月7日の千葉方面を襲った空襲により社殿や社務所が焼失、戦後の都市計画整備によって境内も縮小された。戦前は、現在の国道126号の車道部分や隣接歩道を含め、国道向かいの公園のエリアまでが神社の境内であり、鳥居も広小路交差点の辺りに立っていた。以前の姿を残すのは手水舎と鳥居、鳥居の脇の唐獅子などだ。現在の社殿は全国から集まる大勢の参拝客を迎えるため建てられた、1990年(平成2)竣工の日本初の重層社殿。1階拝殿「金剛殿」、2階拝殿「北斗殿」のどちらからも、奥の本殿をお参りできるように造られている。本殿は北極星の方角に位置している。「尊星殿」は1998年(平成10)に竣工し、半世紀ぶりに門が再建された。妙見様の御分霊を祀る建物で、中央の「福徳殿」は8つの星宮が設けられている八角形のお宮だ。

1945年(昭和20)の七夕空襲の火災から逃れた手水舎} 1945年(昭和20)の七夕空襲の火災から逃れた手水舎

鳥居の脇に並ぶ唐獅子は獅子が子どもを谷に落として鍛えるさまを描写している} 鳥居の脇に並ぶ唐獅子は獅子が子どもを谷に落として鍛えるさまを描写している

妙見様の力も同時にいただける千葉天神

境内には複数の建物があるが、社殿の左側に位置している「摂社 千葉天神」は、学問の神様、菅原道真を祀るお宮だ。建物は1954年(昭和29)に再建され、現在の重層社殿が建築されるまでは千葉神社の旧社殿だった。妙見様の神紋に由来して「ツキ(月)を呼び、勝(星)を拾う」という縁起の良さから、入学試験の合格を願う学生や、学業向上、技芸上達を願う人々もお参りに訪れる。境内の西側に位置する末社も歴史のあるもので、「妙見池」の回りには14社がある。妙見池は御神水を水源とする池で、1992年(平成4)に造られた朱塗りの2つの神橋「ねがい橋」と「かない橋」が架けられている。

学問の神様を祀る千葉天神では三大特殊神事が行われる} 学問の神様を祀る千葉天神では三大特殊神事が行われる

妙見池の橋は撮影に人気のスポットになっている} 妙見池の橋は撮影に人気のスポットになっている

スポット詳細

住所
千葉県千葉市中央区院内1-16-1 map map 地図
エリア
ベイエリア
電話番号
0432242211
時間
[開門]6:00-18:00
[祈願申込]9:00-15:45
休業日
無休
料金
[入場料]無料
[祈祷料]5,000円から
駐車場
なし
※徒歩5分圏内に一般コインパーキング多数
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(屋外のみ可、宗教上の理由から建物内は補助犬であっても一切NG)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 千葉県民憩いの神社⛩️
    4.0 投稿日 : 2022.01.22
    [社寺めぐり]千葉神社主祭神 ※ 天之御中主神 経津主神 日本武尊社格等 ※ 県社創建 ※ 1000年(長保2年)別名 ※ 北斗山 金剛授寺 尊光院(神仏分離までの名称)例祭 ※ 8月16日 から1週間 妙見大祭୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧厄除開運・八方除の妙見様の御本宮妙見本宮...
  • 初めて参拝する千葉神社
    5.0 投稿日 : 2021.10.19
    妙見様 噂の千葉神社に初見参 奥深さがある厄払いを推していたが、雰囲気からして独特の世界観があった 拝殿が2階建てになっていたのは初めてだった 女性の参拝客が多かった 何やら儀式が始まり、太鼓の音色が鳴り響く コンパクトで見所満載の神社だ
  • 珍しい2階建ての拝殿
    4.0 投稿日 : 2020.05.02
    JR千葉駅からは徒歩で10分くらいかかります。社殿は赤を基調とした2階建てで、上下共に拝殿がある珍しい建物になっています。頼朝や家康も参拝をしたそうです。隣にある豆大福屋さんが名物お土産として有名でおいしかったです。

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アクセス

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最寄り

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