航空科学博物館

博物館/科学館

本物のジェット機のエンジン音が響く、誰もが楽しめる展示の数々

成田空港南側に位置する博物館。飛行機や乗り物に興味がある人はもちろん、古い機体にノスタルジーを感じる旅好きの人まで誰でも楽しめる。

ボーイング747-400の大型模型が中央に展示されている西棟1階の展示スペース} ボーイング747-400の大型模型が中央に展示されている西棟1階の展示スペース

成田空港を望む管制塔のような建物

成田空港の南、大型の倉庫などがならぶエリアの一角に円筒形のビルが組み合わさった建物がある。ちょっと小高い丘の上にあるので道路からはわからないが、建物の前にはたくさんの飛行機やヘリコプターの屋外展示があり、航空機好きならそれだけでもテンションが上がる。1989年(平成元)に開館した歴史ある博物館は見学だけでなく体感する施設。実物の(あるいは実物大の)機体に触れることでそのサイズや質感を感じ、コックピットに座って操縦体験するフライトシミュレーターでパイロットの気分になり、さらには成田空港を離着陸する実際の飛行機を眺め空の旅に思いを馳せる。航空機好きが楽しめるのはもちろん、アミューズメントパークのような雰囲気があるのがここの魅力だ。

中央のタワーが管制塔のようなデザインの建物} 中央のタワーが管制塔のようなデザインの建物

圧倒的なジャンボジェットの存在感

空港の保安検査場で行う金属探知機ゲートをくぐって入場。最初は西棟1階のボーイング747、別名ジャンボジェットの展示室。かつての大型機の代名詞で、海外旅行の大衆化におおいに貢献した飛行機。登場から半世紀近く経って、今ではほとんどの飛行機が退役したが、かつてこの飛行機に乗って旅行に出かけた人も多いのではないだろうか。展示室には747-400の8分の1の大きさの模型が中央にある。この模型は展示室内のコックピットと連動していて、操縦して動かすことができる(有料・要整理券)。ボーイング747には4基のジェットエンジンが付いているが、展示されている実物の巨大なエンジンは、プロジェクション・マッピングにより、その動きがわかるようになっている。この展示室のハイライトは実物の機体胴体の断面。3~4階のビルぐらいの高さがありながら、ジュラルミン(アルミ合金)で作られた機体の厚さは1円玉とほぼ同じ。実際に触ってその厚さ(薄さ)を確認できる。

プロジェクション・マッピングでジェットエンジンの構造を解説} プロジェクション・マッピングでジェットエンジンの構造を解説

ジャンボジェットの胴体の輪切りの展示。その大きさに驚かされる} ジャンボジェットの胴体の輪切りの展示。その大きさに驚かされる

パイロットの気分になれるシミュレーター

東館1階のDC-8フライト体験は遊覧飛行を体験する装置。DC-8は日本航空が1960年(昭和35)に導入した最初のジェット機で驚くほどたくさんのスイッチや計器が並んでいる。一方、体験館2階のボーイング737MAXと777のフライトシミュレーターはパイロット気分が味わえる本格的なシミュレーターですべてがデジタル化されてすっきりとしたデザインになっている。両者を比べてみると隔世の感がある。人気の体験展示物なので、それぞれ入館料とは別料金と整理券が必要だ。このほか館内にはさまざまな展示があるが、展示以外に訪れてほしいのが中央棟の3~5階。3階が屋外展望台。成田空港を離着陸する飛行機の音がそのまま聞こえてくる臨場感あふれるスポットだ。4階は飛行機を眺めながら食事ができる展望レストラン「バルーン」。機内食風ランチが人気。5階は展望展示室。実際に使われていた「管制卓」が展示され、管制塔にいるような気分でA滑走路の離着陸を見ることができる。

DC-8のコックピット。時代を感じさせるアナログの計器が並ぶ} DC-8のコックピット。時代を感じさせるアナログの計器が並ぶ

中央棟5階にある展望室。成田空港の様子がよくわかる} 中央棟5階にある展望室。成田空港の様子がよくわかる

本物に触れる屋外の展示も楽しい

屋外展示場には約20機の航空機が展示されている。いずれも退役した古い機体だが、間近で見て、触って大きさを体感できるのは貴重だ。いちばんの注目は、展示で最も大きな飛行機である戦後初の国産旅客機YS-11の試作1号機。1960年代に製造された双発プロペラ機で、最終的に180機が製造され国内外の空で活躍した。そのほか新聞社などから寄贈された小型飛行機や海上保安庁で海難救助に使われたヘリコプターなど展示がされている。YS-11をはじめ、複数の航空機は乗り込んで内部を見学できる(2021年11月現在コロナ禍につき休止中)。

記念すべき戦後の国産旅客機試作第1号。機内の様子もぜひ見てみたい} 記念すべき戦後の国産旅客機試作第1号。機内の様子もぜひ見てみたい

スポット詳細

更新日:2024.04.17

住所
千葉県山武郡芝山町岩山111-3 map map 地図
電話番号
0479780557
時間
10:00-17:00(最終入館16:30)
休業日
月(祝日の場合はその翌日)、12/29-12/31
※8月は毎日開館
料金
【入館料】
[大人]700円
[中高生]300円
[小人(4歳以上)]200円
※その他シミュレーター類有料+整理券
駐車場
あり(200台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER)
※入館料・売店のみ
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy)
※入館料・売店のみ
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
可(屋外に喫煙所あり)
平均予算
【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
可(一部ご見学いただけない部分があります)
乳幼児の入店
可(シミュレーターの種類によっては年齢制限あり)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 飛行機の歴史や仕組みが分かる
    4.0 投稿日 : 2023.05.09
    ゴールデンウィークに行きました。成田空港の近くにあり、子連れ客で賑わっていました。ANAの機体が展示されていて、機体を断面で見れたり、操縦席が見れたりと大変興味深い展示内容でした。戦前の飛行機の模型もあり、飛行機の歴史が分かりやすく展示されています。5階の展望室からは、滑走路が間近に見れ、子供たちは大喜びでした。
  • 飛行機の仕組みや歴史について学べる
    5.0 投稿日 : 2022.10.10
    成田空港で飛行機を眺めるついでに足を伸ばして欲しいスポット。飛行機を輪切りにした巨大な展示も目を引きますが、何故飛ぶのかといった仕組みや、歴史についても学ぶことができます。ショップも充実しており、飽きません。
  • 本物は大きい
    3.0 投稿日 : 2022.05.23
    Webでチケットを購入すると1割引き630円で購入。羽田空港近くなので、ジャンジャン着陸している飛行機も眺めることもできるし、YS-11もあるし、東京消防庁のヘリも格好が良い。わくわくが止まらない、久々に興奮しました。

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アクセス

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