勝浦朝市
新鮮な魚が自慢の日本三大朝市のひとつ
歩くだけでも楽しい朝市
JR勝浦駅から徒歩約10分、石段に1800体以上のひな人形の並ぶ「かつうらビッグひな祭り」で知られる遠見岬神社の前の下本町朝市通りには、大勢の人が行き交っていた。訪れたのは11月中旬。時間は朝の8時頃で、店にはまだたくさんの品が並んでいたが、夏であればもっと早い時間に来ないといい商品は売り切れてしまうという。たくさんの種類の魚を並べ、威勢のいい呼び込みをしている店もあれば、おばあちゃんがひとり野菜を並べて、静かにお客さんを待つ店もある。どちらも店先に並ぶ品は採れたてで新鮮そのものだ。手作りのアクセサリーを売る店、気前よく試食のわらび餅を配る和菓子屋、海鮮を焼くいい匂いに思わず足を止めてしまう屋台など、さまざまな店が並んでいて歩いているだけでも楽しい。
始まりは安土桃山時代
朝市が始まったのは1591年(天正19)。当時の勝浦城主、植村泰忠(うえむらやすただ)が、土地の漁業と農業を奨励する目的で産物の交換の場を開いたのが始まりといわれている。現在、勝浦朝市は毎週水曜と元日を除き、通年開かれている。出店者は日によって異なるが30~40軒あり、時間は朝6時半頃から11時頃まで。商品がなくなり次第店を閉めてしまうので、できるだけ朝早くに行ったほうが良いだろう。月の前半と後半で市の開かれる場所が異なり、毎月1~15日は下本町朝市通り、毎月16日~月末は仲本町朝市通りが朝市の会場になる。台風などでよほどの荒天にならない限り雨でも開催される。公式サイトでは、どんな出店者がどんな商品を売っているのか、一人ひとりを紹介しているので、訪れる前にのぞいてみたい。
おすすめは海産物
朝市の会場は勝浦漁港のすぐ近くにあり、水揚げされたばかりの新鮮な魚が並んでいる。全国1位の水揚げ量を誇る銚子漁港に次いで、県内では第2位の勝浦漁港にはさまざまな魚が水揚げされるが、特にカツオは有名だ。シーズンは2~6月で、特に2月の終わりから始まる初ガツオは、日本有数の水揚げ量となっている。カツオに限らず、朝市では通年新鮮な魚が丸ごと1尾売られていて、値段も当然安い。保冷用の箱も用意されているので、車で朝市を訪れる人はぜひチェックしたい。朝市の良いところは、生産者から直接商品を買うことができること。鮮魚や野菜だけでなく、干物などの加工した食品や手作りの工芸品など、なんでも質問すれば気さくに答えてくれる。今ではなかなかできない買い物の際のコミュニケーションも朝市の楽しみのひとつだ。
スポット詳細
- 住所
- 千葉県勝浦市 地図
- エリア
- 鴨川・勝浦エリア
- 電話番号
- 0470732500
- 時間
- 6:30頃-11:00頃(天候によって変動有り)
- 休業日
- 水・1/1
- 駐車場
-
あり
※墨名市営駐車場、出水市営駐車場 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】3,001-5,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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