払沢の滝

東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれた名瀑

島嶼部を除いた東京都で、唯一の「村」である檜原村(ひのはらむら)。自然豊かな村内には数多くの滝があり、なかでも東京都でただひとつ「日本の滝百選」に選ばれている払沢の滝は有名だ。

春は新緑、秋は紅葉に包まれ、四季折々の美しさを堪能できる 春は新緑、秋は紅葉に包まれ、四季折々の美しさを堪能できる

急峻な山々に囲まれた自然あふれる村

都心から西へ約50km、一部を山梨県と神奈川県に接する檜原村。面積は105㎢で、奥多摩村、八王子市に次いで、東京都の市町村で3番目に広い。村の大半が秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、面積の93%を森林が占めている。そんな檜原村では、ハイキングや登山、キャンプ、滝巡りといった、自然と触れ合えるアクティビティが人気。特に払沢の滝は遊歩道が整備されており、一般の観光客でも安全に滝まで歩いて行くことができる。

秋川の源流のひとつである沢に沿って、緑豊かな遊歩道が続く 秋川の源流のひとつである沢に沿って、緑豊かな遊歩道が続く

車でも路線バスでもアクセスが可能

秋川渓谷に沿って檜原街道を進み、檜原村役場を過ぎると、T字路の橘橋信号に至る。ここで都道を右折して500mほど進むと「払沢の滝入口」バス停がある。路線バスはJR五日市線武蔵五日市駅から1時間に1-2便運行、「数馬」行きで所要約25分。「ひのはら豆腐」という大きな看板のある分岐が滝への入り口で、さらに進むと無料の駐車場がある。この先はトイレがないので、バス停と駐車場にある公衆トイレで済ませておこう。

遊歩道の入り口には「払沢の滝」と書かれた標識が立っている 遊歩道の入り口には「払沢の滝」と書かれた標識が立っている

清らかな渓流に沿って緑の遊歩道を歩く

遊歩道の入り口から滝へは片道15分ほど。傾斜のゆるやかな道に、村の木で作られたウッドチップが敷かれ、ふわふわとして歩きやすい。入り口から2分ほど歩くと、左側に木造のレトロな建物が見えてくる。かつての檜原村の郵便局舎を移築したもので、現在は「森のささやき」という木工房として営業している。ノスタルジックな雰囲気の店内には、木の温もりを感じさせる生活雑貨やおもちゃが並んでいるので、立ち寄ってみよう。

1929年(昭和4)建造の郵便局舎を利用した「森のささやき」。木工教室も開催している 1929年(昭和4)建造の郵便局舎を利用した「森のささやき」。木工教室も開催している

さらに歩いて行くと「忠助淵(ちゅうすけぶち)」と書かれた標識がある。遊歩道から見下ろすと、渓流によって削られた淵があり、透明な水がたたえられている。渓谷には小さな滝がいくつも続き、川のせせらぎと山々の緑に心が洗われるようだ。

太陽の光があたってキラキラと輝く「忠助淵」。渓流の水は近隣の飲料水として使われる 太陽の光があたってキラキラと輝く「忠助淵」。渓流の水は近隣の飲料水として使われる

滝のマイナスイオンでリフレッシュする

「水神宮」と刻まれた石碑を過ぎると、木々の間に払沢の滝が見えてくる。滝の高さは約60m。全4段からなり、そのうち遊歩道から見られるのは、落差約26mの最下段。周囲には滝の水しぶきが飛び散り、夏でもひんやりとした空気に包まれる。

沢に架けられた木橋を渡って、滝壺のすぐ近くまで行くことができる 沢に架けられた木橋を渡って、滝壺のすぐ近くまで行くことができる

払沢の滝の名称は、水が流れ落ちる様子が、僧侶の使う払子(ほっす)が垂れたように見えたことに由来するという。古くは雨乞い滝と呼ばれたり、滝壺に大蛇が棲むと信じられていたように、どこか神秘的なたたずまいを見せている。春は新緑に包まれ、例年8月に行われる「夏まつり」では滝がライトアップされ、秋は紅葉、また冬は滝の水が凍る氷瀑と、季節ごとに移り変わる風景も魅力だ。

スポット詳細

住所
東京都西多摩郡檜原村本宿

情報提供: ナビタイムジャパン

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