惣宗寺(佐野厄よけ大師)
厄除け祈願で訪れたい関東三大師のひとつ
由緒正しき歴史と数多のご利益ある寺院
944年(天慶7)、平安時代中期の貴族で「平将門の乱」を鎮圧した藤原秀郷(ふじわらのひでさと)によって創建され、1600年(慶長5)の佐野城築城に際して現在の地に移転。佐野厄よけ大師という呼び名は通称で、正式な名称は「春日岡山転法輪院惣宗官寺(かすがおかやまてんぼうりんいんそうしゅうかんじ)」という。天台宗の名僧・慈恵大師を祀ることから元三大師と呼ばれていたが、厄払いの祈願で訪れる人が増えたため、現在の通称が一般的になった。
厄除け以外にもさまざまなご利益が
佐野厄よけ大師では厄除けや方位除けなどの祈祷を年中予約なしで受けられる。本堂の受付で申し込みをするだけという手軽さがうれしい。厄除けや方位除けばかりが有名になっているが、元三大師は人々を厄災や苦悩から救うとされており、交通安全や身体安全、家内安全、商売繁盛などさまざまなご利益がある。日本随一の水子地蔵尊も安置され、毎年多くの御霊の供養が行われている。
さらに、日本で最初に起きた公害問題として知られる「足尾銅山鉱毒事件」において、地域の人々のために尽力した国会議員・田中正造もここで本葬され、分骨地として眠っている。霊験あらたか、かつ由緒正しき、地域に根ざした寺院だ。
徳川家にも所縁あり。葵の御紋を探そう
境内に東照宮があることから明らかなように、佐野厄よけ大師は徳川家にもゆかりがある。東照宮とはそれすなわち、東照大権現=徳川家康公を祀る神社だからである。ここには徳川家康の霊柩(れいきゅう)が久能山から日光に移された際、その一行が一泊した記録が残っており、徳川三代将軍家光公も参拝に訪れている。境内の建造物を注意深く観察してみると、東照宮だけでなく所どころに葵の御紋があるので、いくつ見つけられるか探してみるのも楽しい。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県佐野市金井上町2233 地図
- エリア
- 足利・佐野・栃木エリア
- 電話番号
- 0283225229
- 休業日
- 無休
- 料金
- [参拝料]無料
- 駐車場
- あり(1,000台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 自動販売機でおみくじ
- 佐野に行った帰りに立ち寄りました。次々に人が参拝にやってきます。おみくじの自動販売機があって子供たちも楽しんでひいていました。いつでも稼働している感じが賑やかでいいですねお祓いをしてもらっている人もいました。聞いているだけで心鎮まります。
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- 朝早い方がいいかも
- 8:20の回に間に合いました。祈祷料を払うと(私達は1万円)箸とお札が貰えます。意外とこじんまりしているのですが、ふすま絵が葵の御紋になっているなど、幕府縁の地だったのだなと推察できます。祈祷のラストは護摩の焔に手を翳して頭・首筋・お腹などをさすります。車は境内の近くに停められました。
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- 最澄さんが泣いてる気がします。
- 親切丁寧なスタッフと2度と来たくなくなるようなスタッフと極端です。僧侶の方も、挨拶1つなくて今ひとつで残念なお寺でした。
TripAdvisorクチコミ評価
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