草津熱帯圏
草津の湯のぬくもりで育った動物たちの楽園
動物と触れ合えるトロピカルワンダーランド
草津温泉のランドマークともなっている湯畑からも近い「草津熱帯圏」。ここではニホンザルなどの動物園でも人気の哺乳類から、国内ではなかなかお目にかかれない珍しい爬虫類まで、「トロピカルワンダーランド」という別称のとおり、驚くほど多種多様な生き物が飼育されている。
個性的な動物たちを間近で感じられるとあって、週末を中心に家族や友人同士などのグループでワイワイと見学する姿が目立つ。この人気を獲得するまでには、園長の今井さんを中心としたスタッフの方々の長年の苦労がある。幅広い動物の生態に精通する園長だが、特に爬虫類に関しては専門的な知識と豊富な経験をもち、過去には昭和のCMでお茶の間の人気者になったエリマキトカゲを、初めてパプアニューギニアから正式な許可を得て日本に持ち帰ることに成功した事例もある。現在は、昭和に来日したエリマキトカゲから数えて3代目となる個体に会うことができる。
希少種展示や貴重な触れ合い体験が山盛り!
ワニの種類もかなり多く、希少種のマレーガビアルを間近で見ることができる。2003年(平成15)にマレーガビアルの繁殖に国内で初めて成功したのも同園。世界でも2例目の難易度の高い繁殖だったという。一方で親しみのある見た目と温厚な性格で、園内でも最も人気の高い動物の1つがカピバラだ。穏やかな習性であるため、直接エサやり体験(1カップ100円)を行うこともできる。より間近で動物たちと触れ合える工夫が随所に織り交ぜられているのが同園の魅力。さらに、スタッフの方々の展示動物への愛は深く、ヘビコーナーなどの説明パネルには、世話係ならではの視点で日常の様子が記されており、よりマニアックな情報を求める来場者から好評を博している。
最初から最後まで濃い内容の展示が並ぶ
屋外にはウサギと触れ合える「ふれあい広場」、ニホンザルのいる「モンキーパラダイス」など、動物をより近くで見られる工夫が数多くある。順路を入り口の建屋まで戻ると、温泉に棲み人の皮膚表面の角質を食べることで有名なドクターフィッシュの体験をすることもできる。こそばゆい治療を受けてみるのも、温泉の違う楽しみ方だろう。そのほか、草津熱帯圏には、ほかにはない展示や体験が盛りだくさん。ちょっと気軽な気持ちで入ってみた人は、想像以上の見ごたえを感じるのではないだろうか。特に動物好きなお子さんのいる家族や、カップルにおすすめといえる。
スポット詳細
- 住所
- 群馬県吾妻郡草津町草津286 地図
- エリア
- 吾妻エリア
- 電話番号
- 0279883271
- 時間
- 8:30-17:00
- 休業日
- 年中無休
- 料金
-
【入園料】
[大人]1000円
[高校生]700円
[子供]600円 - 駐車場
- あり
情報提供: ナビタイムジャパン