殺生石

のどかな温泉地に異質な雰囲気を漂わせる溶岩地帯

殺生石は正面に見える斜面にある。木道が整備されているので歩きやすい} 殺生石は正面に見える斜面にある。木道が整備されているので歩きやすい

『奥の細道』にも登場する国指定名勝

那須岳を仰ぐ自然豊かな温泉地・那須湯本。そんな風景のなかに、無数の岩石が覆う荒涼とした一帯がある。岩石は溶岩で、殺生石園地と呼ばれるこの辺り一帯には、絶えず硫黄のにおいが立ち込めている。周囲と一線を画す、なんともいえない独特な雰囲気だ。「鹿の湯」側から見て園地の最奥、那須岳の丘陵が温泉街にせまる斜面に立つひときわ大きな石が、殺生石と呼ばれるもの。物騒なその名は、この地に残る「九尾の狐」にまつわる伝説に由来している。陰陽師に正体を見破られた九尾の狐が、退治されたあとも巨大な石に姿を変えて毒気を振りまき、生きものの命を奪い続けた。その巨大な石に向かい、栃木県にある泉渓寺の和尚が読経を続けたことで、3つに割れて飛び散り、そのひとつがここに残ったといわれている。俳人・松尾芭蕉も1689年(元禄2)にこの地を訪れて句を残しており、「おくのほそ道の風景地」としてこの一帯が国の名勝に指定されている。那須湯本温泉ではずせない立ち寄りスポット。2022年3月には殺生石が割れてしまい、慰霊祭並びに平和祈願祭を執り行った。

割れた殺生石} 割れた殺生石

殺生石園地から鹿の湯側の眺望} 殺生石園地から鹿の湯側の眺望

園地内でひときわ目をひく「千体地蔵」。平和を祈り手を合わせている地蔵がたくさん並ぶ様は圧巻。1978年(昭和53)から1人の石工職人の手によって作られている} 園地内でひときわ目をひく「千体地蔵」。平和を祈り手を合わせている地蔵がたくさん並ぶ様は圧巻。1978年(昭和53)から1人の石工職人の手によって作られている

スポット詳細

住所
栃木県那須郡那須町湯本 map map 地図
駐車場
あり(13台)
喫煙
不可
滞在目安時間
0-30分

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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最寄り

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