森林ノ牧場

のびのび育ったジャージー牛の恵みをいただきます

森の自然をそのまま生かした牧場で、希少なジャージー牛20〜30頭を飼育。放牧によってのびのびと育てながら、併設のカフェでは濃厚なソフトクリームや牛乳、地域の農家の野菜を使用したランチを提供している。オーナーの愛情がこもったお土産も要チェック。

牧場入り口の駐車場付近から放牧されている牛の姿を見られる

自然の地形を生かしたこの牧場では24時間365日、ジャージー牛を放牧によって飼育している。ジャージー種はイギリス原産の牛で、日本の乳牛の0.6％しか飼育されていない希少種。日本の乳牛の大半を占めるホルスタイン種と比べて体が小さく、牛乳の生産量もそのぶん低くなるが、ホルスタインよりも乳成分が高いことで知られている。放牧で飼育することにより、この牧場のジャージー牛は、四季折々に自然に生えた牧草を食べる。季節によって放牧地の草の成分も変わるため、春夏秋冬で異なる味わいを堪能できるのが魅力だ。もともと上質な牛乳を生み出すジャージー牛。放牧でのびのび育てることで、そのよさを引き出している。

森に囲まれた牧場。中央の建物がカフェ

一頭一頭名前があるので、その名前で呼んであげよう

放牧地の入り口前にあるカフェでは、そのジャージー牛の恵みを存分に楽しめる。低温でじっくりと殺菌、さらにノンホモジナイズという製法によって生乳に近い風味と香りを残した牛乳は、驚くほど濃厚な味わい。季節ごとに変化する風味に魅了され、定期購入している人も多いそう。その牛乳を生かしたソフトクリームは、ぜひこの大自然の気持ちよさのなかで試してほしい一品だ。

牛乳やヨーグルト、発酵バター、チーズなどの乳製品を購入できる

ソフトクリーム500円、牛乳300円(ホットも可。350円)。カフェ営業は10:00〜16:00、ランチタイム11:00〜14:00、木曜定休

この牧場のジャージー牛には一頭一頭、名前が付けられている。訪れる人々にも名前で呼ばれることが多く、ジャージー牛もそれぞれ自分の名を覚えているのだとか。一般客もカフェの横の入り口から放牧地へと入り、人なつっこいジャージー牛と間近で触れ合える。「飼育した牛は、飼って終わりではなく最期まで面倒をみたい」というオーナーの想いから、乳牛としての役目を終えたジャージー牛の皮などを製品化してカフェで販売、提供している。商品にもそれぞれ、その牛の名前が付けられている。飼育主の想いが詰まった大切にしたい品々。

キーホルダーやペンケース、名刺入れなど革製品がある

およそ図書館とは思えないデザイン性で人気を博している、黒磯駅前の図書館「那須塩原市図書館みるる」にも、森林ノ牧場が「モリコーネ」という店名で出店中。本を読みながらその味覚を楽しめる。牧場までは行けないという人もぜひこちらには立ち寄ってみて。

那須塩原市が管理するモダンなデザインの図書館

「モリコーネ」のブース。森林ノ牧場の牛乳やソフトクリームを提供

スポット詳細

住所: 栃木県那須郡那須町大字豊原乙627-114 地図
エリア: 那須高原エリア
電話番号: 0287771340
時間: 10:00-16:00
休業日: 木(祝の場合は営業)、別途冬期休業あり
※GWとお盆は営業
駐車場: あり(20台)
クレジットカード: 可(VISA、MasterCard、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
電子マネー/スマートフォン決済: 可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、Apple Pay、PayPay、LINE Pay、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi: あり
コンセント口: なし
喫煙: 不可(喫煙所以外では喫煙不可)
平均予算: 【昼】1-1,000円
滞在目安時間: 30-60分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
ペットの入店: 可(外の席、蔵棟は可)