鹿の湯
名湯の風情を色濃く残す、栃木県内最古の湯
開湯1390年。お客さま第1号はまさに?
遥か昔にタイムスリップしたかのように感じさせる、ひなびた木造の建物、レトロな家具に刻まれた模様……。鹿の湯の始まりは7世紀前半、約1390年前といわれている。歴史の長い那須温泉を含め、栃木県内でも最も古い。
鹿の湯の名の由来も、同時期にさかのぼる。ここから徒歩3分の場所に鎮座する「温泉(ゆぜん)神社」を創建した狩野三郎行弘(かりのさぶろうゆきひろ)」が、山狩りの際、矢を射って傷を負わせた鹿を追うと、その鹿が傷ついた体を温泉で癒やしていたそう。そこで、鹿によって発見された湯=鹿の湯となったと伝えられている。温泉神社創建もこの出来事に起因する。
豊かな効能で旅の疲れを癒やす
白濁した湯は硫黄を豊富に含んだ酸性で、神経痛や筋肉痛、皮膚病や打ち身など、身体を癒やすさまざまな効能が認められている。傷ついた鹿が、その体を癒やすために浸かっていたというのも根拠があるということ。まさに今に残る、那須の大自然の贈りものである。
温度が選べる! 湯あがりは肌すべすべ
強い酸性の湯に浸かると、湯あがり後の肌がスベスベになる。刺激が強いので、鹿の湯では念のため「入浴の心得」を説いているので確認しておきたい。浴室に入ると「かぶり湯」のためのひしゃくが用意されている。かぶり湯の温度が48℃であることに驚くが、ひしゃくで少量ずつかければ大丈夫。かぶり湯の推奨回数は後頭部に100回以上。これを行うことで、入浴後のめまいや吐き気を防ぐ。これが心得のひとつ。
心得2つめは「半身浴」。鹿の湯には源泉かけ流しの湯船が女湯で5種、男湯で6種あり、それぞれ温度が異なる。女湯は41℃、42℃、42.5℃、44℃、46℃。男湯はこれに驚きの48℃が加わる。最低でも41℃あり、薬分も強いことから、全身を沈めるよりも半身浴で、体への負担を軽くすることを推奨している。
心得3つめは「短熱浴」。一度に湯に浸かる時間を2-3分ほどとして、浸かって休み、休んだら浸かるを繰り返す入浴法だ。鹿の湯では合計15分ほどをすすめている。厳密に守らなくても大丈夫だが、長湯は避けよう。受付時に希望すれば、砂時計も貸してもらえる。
尚、鹿の湯は硫黄泉のため、浴場内が滑りやすくなる恐れから、石鹸やシャンプーの使用ができない。湯に浸かることのみを楽しむ温泉場であることも心得ておこう。いちばん気持ち良く感じる温度はどれか、すべて浸かってみて確かめてみたい。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県那須郡那須町湯本181 地図
- エリア
- 那須高原エリア
- 電話番号
- 0287763098
- 時間
- 8:00-18:00(受付は17:30まで)
- 休業日
- 年中無休(冬季に施設改修による休業あり)
- 料金
- [入浴料]大人500円、小人(小学生)300円、幼児無料
- 駐車場
- あり(50台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- あり(3口)
- 喫煙
- 可(外にて)
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 乳幼児の入店
- 可(肌に合わせて)
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 初めていきました
- 那須には何度も行ってますが、ここはいつも素通りしてました。駐車場は混んでますが回転早いのですぐに空きが出ます。子供も44℃の風呂まで入れました。
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- 41〜48
- 2021/11/27...
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- 歴史と風情を感じる温泉
- 那須高原へのドライブ旅行で訪問。 近づくと硫黄の匂いがしてきます。 歴史のある温泉マニアには有名な温泉です。鹿の湯直前の入り口はカーブにあり、狭いので気を付けてください。横をながれる湯川は温泉が流れているため白濁しています。川の手前にある建物で受付をして、建物の中の橋を渡って向こう岸の温泉へ向かいます。脱衣所から直ぐにかぶり湯があり、打たせ湯も流れています。温泉は、4人が入れるほどのマ...
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