日光東照宮

神社

江戸時代の職人技が集積された日光のシンボル

徳川初代将軍家康公を祭神として祀る、世界遺産のパワースポット。国宝8棟に重要文化財34棟を含む55棟が並ぶ境内は見どころ満載だ。華麗な彫刻が圧巻の陽明門をはじめ、江戸時代の職人技が光る建築美を堪能しよう。

絢爛豪華な陽明門} 絢爛豪華な陽明門

「日光の社寺」として世界遺産に登録

同じく日光市内に鎮座する二荒山神社、日光山輪王寺を含めた二社一寺のある一帯は「日光山内」と呼ばれ、103の建造物群と文化的景観は「日光の社寺」として1999年(平成11)、世界遺産に登録された。日光東照宮には8棟の国宝と34棟の重要文化財があり、その建造物群は圧巻のひと言。境内は広大で砂利道や階段も多いので、歩きやすい服装で訪れよう。アクセスはJR東武日光駅から「世界遺産めぐりバス」を利用。マイカーなら神橋交差点付近に駐車場が点在している。拝観料1300円。参拝時間は目安として1時間30分ほど見ておこう。

重要文化財の五重塔。拝観料別途300円} 重要文化財の五重塔。拝観料別途300円

三猿がお出迎え。必見スポットの宝庫

鳥居をくぐると、高さ約35mの華麗な五重塔に目を奪われる。初重-4層が和様、五層目のみ唐様の塔で、初重の十二支の彫刻が見事だ。表門を抜けると「三猿」がお出迎え。「猿は馬の健康を守る」という、陰陽五行思想をもとに施された、猿の一生を物語る彫刻群だ。こちらも重要文化財。幼年期を表す「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿のほか少年期、青年期など計8枚の猿の彫刻があり、人生の教訓を得られるスポットとして、ひときわ人気を博している。猿の表情の豊かさにも癒やされる。

三猿の彫刻は神厩舎に施されている} 三猿の彫刻は神厩舎に施されている

陽明門、唐門、眠り猫。国宝が次々と

その先で視界が捉えるのは日光東照宮を象徴する国宝、陽明門。日光観光のハイライトだ。この門にはなんと500体を超える彫刻が刻まれている。「建物の完成は崩壊を意味する」という伝承を逆手に取り、模様を逆にした「逆柱」があるので、どの柱なのか探してみよう。門をくぐる際には天井にも注目。迫力のある龍の天井絵に驚くことだろう。
陽明門を抜けても見どころはまだまだ尽きない。正面に見える「唐門」の美しさも見事だ。三猿と同様に人気の彫刻「眠り猫」を見つけたら、さらにその先、徳川家康公が眠る奥宮へ。

別名「日暮門」は、一日中見ていても飽きないことから名づけられた} 別名「日暮門」は、一日中見ていても飽きないことから名づけられた

陽明門の天井絵。こちらも国宝指定。狩野探幽作} 陽明門の天井絵。こちらも国宝指定。狩野探幽作

拝殿の前にある国宝「唐門」。全体が胡粉摺り(ごふんずり)で白く塗られている} 拝殿の前にある国宝「唐門」。全体が胡粉摺り(ごふんずり)で白く塗られている

国宝「眠り猫」。名匠・左甚五郎の作といわれている} 国宝「眠り猫」。名匠・左甚五郎の作といわれている

207段の石段を登り、家康公が眠る奥宮へ

「眠り猫」からは、奥宮へ続く参道。207ある階段は1段ごとに一枚石が用いられ、傾斜の石柵は笠、柱、土台まで一枚の石をくり抜いて築かれているのだとか。階段を登り切れば、家康公の遺品が収められていた銅神庫や墓所があり、東照宮で最も神聖な場所とされている。奥宮限定の授与品や御朱印もあるので、ぜひここまで足を運んでみてほしい。

長い階段を登り切った先、奥宮の最も奥に墓所がある} 長い階段を登り切った先、奥宮の最も奥に墓所がある

スポット詳細

更新日:2024.04.25

住所
栃木県日光市山内2301 map map 地図
電話番号
0288540560
時間
[4-10月]9:00-17:00
[11-3月]9:00-16:00
※各期間とも受付は30分前まで
休業日
無休
料金
【拝観料】
[大人]1,300円
[小・中学生]450円
駐車場
あり(200台)
※1台600円
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO)
※拝観料のみ
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
60-120分

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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