井戸寺
一夜にして空海が掘ったという伝説の井戸が残る寺院
673年(白鳳2)に天武天皇の勅願道場として創建された歴史をもつ。当時は八町四方の広大な敷地に七堂伽藍(しちどうがらん)、末寺十二坊を有する大寺院で「妙照寺」と号していた。本尊は聖徳太子の作と伝えられる薬師瑠璃光如来を主尊とする七仏の薬師如来坐像。また、脇侍(きょうじ)の月光菩薩と日光菩薩は行基(ぎょうき)の作だといわれ、徳島県指定有形文化財に指定されている。空海がこの地を訪れ、十一面観世音菩薩像を刻んで安置したのは、815年(弘仁6)のこと。人々が濁り水に苦しむ様子を哀れに思い、自らの錫杖で一夜にして井戸を掘ったことにちなみ、村名を「井戸村」、寺号を「井戸寺(いどじ)」へとあらためたという。武家造りの仁王門をくぐった先の境内には、本堂や大師堂、光明殿や鐘楼などのほか、5日や7日など、日数を限って日参することで願いが叶う「日限大師」のお堂がある。この中には空海が掘ったという「面影の井戸」があり、のぞき込んで自分の姿が映らなければ、3年以内に厄災に見舞われるといわれている。また、空海が井戸の水面に映った自身の姿を掘ったという「水大師」と呼ばれる石像にも参拝しておこう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 今日も日限大師の井戸の゜水面には姿がはっきりと投影されていた・・・
- アクセスがしやすい寺院でした。何度も参拝・遍路しているお馴染みの寺院です。開創1350年の古寺中の古寺名刹です。ネット上にも寺院の事については詳しく紹介されているので略。小さなお堂ですが、日限大師はいつ来ても面白い、目は相当弱っているものの、不思議に井戸にはちゃんと自分の姿が映っている。余り無駄に長生きはしたくないのですが・・・(不謹慎で申し訳ないが)。健康で好きなように行動出来るならいつまでも長...
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- 寺院の裏手側に広めの駐車場がありました。
- 広めの駐車場は余裕がありましたが、寺院の裏手に設置されておりぐるっと正面の仁王門に回りました。境内も広くゆったりとしており本堂内部には入って参拝する事が出来ました。又、境内には「おもかげ井戸」のあるお堂も立っていました。
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- 第17番札所
- 第17番札所 井戸寺徳島市内を横切り西方面へ向かいます。住宅街にある寺院、駐車場も広く利便性も高いですが境内は趣あり。お参りした後は面影の井戸や日限大師など見どころも見て回りゆっくりとお参りさせていただくことができました。
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